森 七菜さん「美肌の秘訣はどんなに疲れていてもスキンケアは欠かさないこと！」｜『美的』8月号スペシャルインタビュー

その笑顔は、太陽のようでいて、月のようでもあり。注目のイットガール・森 七菜さんは、大好きな人やモノに囲まれて、今、「自信のなさ」さえも楽しみ中。

どんなに疲れていても保湿は欠かしません

撮影カットをモニターで見ながら、「メイクが大人っぽいですね」とはにかんだ森 七菜さん。その健康的な美眉は整えたことがなく、ナチュラルなまま。普段はメイクもしないそう。

「きっとメイクは下手なので（笑）。いつもは日焼け止めを塗る程度ですが、スキンケアは洗顔、化粧水、乳液のシンプルステップを、どんなに疲れていても欠かさないようにしています。私は乾燥すると肌が黒ずむので、化粧水を重ねづけすることも。お肌だけは唯一褒めていただけるので、保湿を頑張っています！」

話題作へ多く出演し、その透明感ある歌声で歌手としても注目を集める。すぐ隣にいそうなナチュラルな存在感は、見る人をほっと和ませる。
「お芝居でカメラの前に立つときは何も決めず、考えないようにしています。決めすぎちゃうと、それ以外の動きができなくなりそうなので、感じたことを正直に、自由に出せたらいいなと思っていて。お芝居は自分とは違う誰かを演じるので、自我を出さないことも作品のためになる気がしています。でも歌は、歌詞やメロディーに自分の解釈や感情を重ねていくので、より私自身がにじみ出ているかもしれません」

常に真っさらでいられるから、どんな色にも染まる。でも、その芯は、どんな色にも染まらない。森さんの度胸に感服していると、「内心はめちゃくちゃあたふたしています」と笑った。
「最近、デトックスに興味をもち、半身浴をしたり、アボカドを食べたりしています。アボカドは、（むくみを解消する）カリウムが多く含まれていると聞いて食べるようになりました。お気に入りは、王道のアボカドマグロ！　私のパワーフードはたんぱく質です。スイーツはマカロン！ これはもう、私にとっては娯楽ともいえるもの。マカロンがあると幸せです！」

いろんな役に挑戦して印象に残る存在になりたい

健康な心身を育むたんぱく質と、幸せのマカロン。仕事で悩んでも、これさえあれば頑張れるという森さん。今夏、20歳になる。

「大人になることに抵抗感があったんです。常に誰かに甘やかされていたくて（笑）。でも、今は大人になるのが楽しみです。自信をもって生きていけそうな気がして。私は自分の考えにあまり自信がもてなくて、『私が間違っているのかも』と思いがちですが、一方で、物事をポジティブにも考えられるので、今は自信のなさも楽しもうと思っています。お芝居では、いろんな意見を言っていただけるようになりたいです。『感じが悪い』でもいいから、皆さんの印象に残るように、いろんな役に挑戦していきたいです！」

意見を恐れないその覚悟、知的で、静かに熱い言葉と、太陽のような笑顔に魅了されっ放し！
「旅行ができるようになったら、灼熱の砂漠を歩き、砂漠の真ん中でハンバーガーをかじりたいです！（笑）」

PROFILE
森 七菜さん
もり・なな／2001年大分県出身。15歳で女優デビュー。’19年のアニメ映画『天気の子』でヒロインの声を務め、’20年の映画『ラストレター』では主題歌で歌手デビューもし、注目を集める。初主演ドラマ『この恋あたためますか』、主演映画『ライアー×ライアー』など話題作に多数出演。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。