辛くないトウガラシ成分があるってホント?しかもそれがエネルギー消費を向上させる!?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を医師や専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は「じわ太り」について。辛くないトウガラシ成分がエネルギー消費を向上させるってホント? 味の素株式会社の荒英輝さんにお話を伺いました。
Q:辛くないトウガラシ成分がエネルギー消費を向上させるってホント?
じわ太り対策では、食事や運動に加え、安静時のエネルギー消費にも目を向けることが大切と、前回の記事でもお伝えしました。そして、その向上をサポートするサプリに採用されているのがトウガラシ成分。トウガラシといえば、辛み成分であるカプサイシンが代謝をよくしたり、発汗作用を思い浮かべる人も多いかもしれません。でも、カプシEX(R)に採用されているトウガラシ成分は辛くないそう。辛くないトウガラシ成分に、どんなはたらきがあるのでしょうか。この疑問について味の素株式会社の荒英輝さんに聞いてみました。
A:ホント
「熱を生み出し、エネルギー消費を向上させることが推定されるトウガラシ成分“ジヒドロカプシエイト”は辛さがほとんどありません」(荒さん・以下「」内同)
辛くないトウガラシ成分“ジヒドロカプシエイト”とは?
「カプシEX(R)の主成分は、ジヒドロカプシエイト。これは、辛みのないトウガラシ品種“CH-19甘”から見つかった成分です。
辛いトウガラシに含まれるカプサイシンの分子構造とよく似ていますが、性質はずいぶん違い、辛さをほとんど感じないのが大きな特徴です」
“ジヒドロカプシエイト”はエネルギー消費をアップさせてくれる?
「ジヒドロカプシエイトは、トウガラシ由来のカプシノイドの一種です。カプシノイドはエネルギー代謝との関連が研究されており、ジヒドロカプシエイトには安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能が報告されています。
また、カプサイシンの仲間でありながら、辛味が極めて少ないのも特徴です。カプサイシンのような強い辛味による刺激がほとんどないため、辛いものが苦手な人でも取り入れやすく、味への影響が少ないのがメリット。毎日の代謝ケアをサポートする成分として注目されています」
脂肪燃焼を促進する褐色脂肪細胞とは?
「“痩せ細胞”とも呼ばれる褐色脂肪細胞は、脂肪を蓄える白色脂肪細胞とは異なり、体内に蓄えられた余分な脂肪を熱に変え、体外に放出することでエネルギー消費するはたらきをもつ細胞です。体温を上げ、保持する役割も持っています。褐色脂肪細胞は限られた場所にしかなく、特に肩のあたりに多く存在します。
ジヒドロカプシエイトは、この褐色脂肪細胞に関わるメカニズムを介して、安静時のエネルギー消費との関連が研究されている成分です」
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2018年に味の素株式会社にキャリア入社し、量販店向け営業に従事。2020年に公益財団法人味の素ファンデーションへの出向(ガーナでの乳幼児栄養改善事業に従事)を経たのち、2024年7月よりスポーツ&ヘルスニュートリション部に着任。「アミノエール」をはじめとした足腰領域のサプリメント開発に加え、2026年より現職にて「カプシEX®」の開発・マーケティングを担当する。