家でもエコノミー症候群を招く可能性あり!? マンガで読む「座りすぎ」のリスク
あなたは毎日平均何時間座っていますか? 長時間のデスクワーク、休日はゆったり座ってテレビ観覧…なんと11時間以上座り続けることが日常の人は、少ない人よりも死亡リスクが40%も高くなるというデータが!
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世界中でもダントツ座りすぎているのはなんと日本人!! “座りすぎ”は肥満・病気を招く原因です
気になる解決方法は次回の記事でご紹介! お楽しみに♪
もっと詳しく座りすぎのリスクを解説
※5 休日にまとめて運動しても座りすぎのリスクは同じ
長時間座っているだけの「カウチポテト」に比べれば、週1回でも運動するのはいいこと。
「しかし、それだけでは日頃の座りすぎの解消にはなりません。ただのカウチポテトもアクティブカウチポテトも、座りすぎのリスクが高いのは同じ。アクティブカウチポテトの場合、テレビ視聴時間が1時間未満の成人と比べ、総死亡リスクは47%、心血管疾患の死亡リスクは2倍も高くなることがわかっています」
※6 座りすぎは家でも職場でもエコノミー症候群を招く!?
座りすぎは、下半身の血流が悪くなって血栓ができやすくなり、肺の血管に血栓が詰まる静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)になる可能性も。
「大阪大学の研究チームが全国約8万6000人を対象に行った調査では、1日5時間以上座ってテレビを見ている人は、エコノミークラス症候群による死亡リスクが2時間半未満の人の2.5倍高まることがわかりました」
教えてくれたのは…
早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 岡 浩一朗先生
おかこういちろう/健康行動学、行動疫学を研究。座りすぎ研究の第一人者としてメディアでも活躍。著書に『長生きしたければ座りすぎをやめなさい』(ダイヤモンド社)、『「座りすぎ」が寿命を縮める』(大修館書店)など。
『美的』7月号掲載
イラスト/齋藤よしこ、森 マサコ(コミック)、尾代ゆうこ 構成/青山貴子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。