美的HEN
健康・ヘルスケア
2023.9.5

「洗顔しません」。埼玉西武ライオンズ・松井稼頭央監督にスタメンコスメを聞いてみた。by『美的HEN』

©️SEIBU Lions

第4回のゲストはなんと! ゴールデングラブ賞を4回も受賞し、日本人初の内野手メジャーリーガーとしても活躍。2023年からは埼玉西武ライオンズの一軍監督に就任した、あの平成の大スター☆松井稼頭央さんです!! 

今回は「美容、実はまだちょっと面倒臭い…」と密かに思っている殿方にもきっと、励みになる神回だと思います。なぜなら、松井監督。 48歳&日焼け止めも洗顔もナシの最小限スキンケアで、こんなにも肌ツヤのいい精悍な状態をキープ しているから!


ちなみに松井監督は、12球団イチのイケメン監督しても名高いんです。こちらの写真は、埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームのバックネット裏エリアに設置された「アメリカン・エキスプレス・プレミアム®︎ ラウンジ」にて撮影されたもの。エグゼクティブ限定の特別席にもかかわらず、練習後&自前のTシャツ1枚で、ほら! こんなにサマになっちゃう。監督…さすがです!!

 あ、紹介が遅れましたが、こちらは心身ともに過酷な環境でハードな練習や試合日程をこなしているはずなのに、「あのスポーツ選手は、なんでいつも清潔感たっぷりなの!?」というギモンを、美容エディター・北川が探る連載企画です。ヘア&メイクやスタイリストといったプロの手を入れずに撮影しているので、選手一人一人のナマの魅力を味わえるのもこの企画の醍醐味です。

【公開! 松井稼頭央監督のミニマムスキンケア】


知り合いから“良い”と聞いて、ここ数年、スキンケアはイソップさんを使わせていただいております。肌は乾燥しやすいほうだけど、普段はお風呂上がりに化粧水をパタパタとつけるくらい。冬は重ね塗りすることもあるかな。イソップさんの化粧水はちょっとしっとりするやつとかいろいろ種類があるけれど、僕が使っているのは、いちばんしっとりするタイプ。美容液は、父の日に娘がプレゼントしてくれたので使い始めました。しっとりする気がしています。クリーム? 買ったことはあるけれど、面倒くさくて…(笑)」(松井監督)

右:イソップ パセリ フェイシャル トナー 100ml ¥4,730

左:イソップ パセリ フェイシャル インテンス セラム 60ml ¥10,890

連載2回目の源田壮亮選手の回では、「たかが洗顔、されど洗顔、なめたらアカン」と私、お伝えしました。けれども、松井監督は乾燥肌&ナイスミドル。さらには、夏でも日焼け止めは塗らない派(なぜなら屋内での試合や練習が多いから)。年齢や肌質上、洗顔料を使わないと落とせないような過剰な皮脂汚れも少ないはずなので、ぬるま湯ですすぐくらいが肌に合っているのかもしれません。洗顔をすると肌がつっぱる感覚に心当たりがある『美的HEN』読者さんは、秋冬あたりに“ぬるま湯だけ洗顔”を試してみるのもありかも。

【ヘア、ボディ、ハンド。細部ケアも清潔感の理由】

 スキンケアはシンプル派。その一方、髪や体、手元など、清潔感が宿るパーツをさりげなくケアしているのは、監督ならでは。そして、愛用品もシャレてる!

右:ル ラボ ボディ クリーム バジル 250ml ¥7,370

右中:ル ラボ ハンド ポマード バジル 55ml ¥3,960

左中:イソップ ヘアオイル 25ml ¥4,070

左:イソップ マラケッシュ インテンス オードパルファム 50ml ¥15,400

「体も乾燥しやすいので、ボディクリームを塗ることは多いかも。ル ラボのものは香りが好きで選びました。ハンドクリームも使っていて、ロッカーにも置いてありますよ。ヘアオイルはイソップのもの。パーマで髪が傷んできたから使い始めましたが、毎日つけるわけでもなく…気分です(笑)。イソップのマラケシュの香りの香水も香りに惹かれて購入したけれど、これも使うときは気分が乗ったときのみ」(松井監督)

 


【チラホラ気になっていたはず…松井監督「筋肉の理由」】

引退から約5年。野球ファンの『美的HEN』読者さま、そして埼玉西武ライオンズファンのみなさま、松井監督の現役時代を彷彿とさせる、あの強靭な肉体は健在していましたヨ。見てくださいっ☆ この鍛え抜かれた上腕二頭筋、三頭筋、前腕筋…and more !  現在も週56回は筋力トレーニングを続けているそう。

「現役の頃は好きでトレーニングをしていたけれど、引退して半年くらいは遠ざかっていましたね。でも、体も気分もシャキッとしないし、“これじゃアカンな”と思い、再開しました。とはいえ、日課にするとしんどくなるし、時間にも追われたくないタイプ。本当は1時間もかからないメニューを、ダラダラダラダラとやっています。途中でテレビやケータイを見ることもあるし、しんどいと思ったらやめちゃうことも。逆に、今日は負荷をかけたいと思ったら普段よりハードにしたり、本当に自分のペース。でも、トレーニング中はちょっと没頭できるし、気分転換やストレス発散にもつながっていると思います」(松井監督)

自宅にはダンベル数種類のほか、ベンチプレスやスクワットができるマシンを用意。練習後に行われた今回の取材の後も、自宅でトレーニングを行う予定だそう。「トレーニングは自己満足」と仰っておりましたが、素敵な謙遜です。気になるプロテインですが、作る過程が面倒で現役時代も含め、飲んでいないそう。

【松井監督の美容ネタを小出しに連発 with イケメンSHOT☆】

①サウナもたまに入ります

「汗をかく練習をするために、秋冬はサウナに入ることもあります。汗をかくには体力が必要。汗をかいて疲れた状態に慣れておきたいんですよね。とはいえ面倒臭がりなので、サウナ行くのもしんどい(笑)」(松井監督)

 

②ヒゲ脱毛で泣いた過去アリ

「体毛は元々あまり濃くないほうだけれど、短パンを履いたら腕と足の脱毛をしたくなって今年から始めました。楽天(イーグルス)がヒゲNGだったので、ヒゲ脱毛は楽天時代にしましたね。10回くらい通ったかな…? 薄くなってくれたからいいけれど、施術があまりにも痛くてときどき涙することも」(松井監督)

 

③「お腹出てきたな〜」と思ったら、食べない

「食べたいものを食べるし、反対に『最近食べ過ぎたな』と思ったら食事を抜くこともあるし、食生活はあまり気にしていません。カロリーとか栄養バランスとかいろいろあるけれど、“これを食べなければ”という考えが、あまり好きではないんです。野菜も最近、やっと食べるようになりました(笑)」(松井監督)

【野球ファンにはエモすぎる話、いただきました♡】

“ずっとイチローさんを見ていました” by 松井稼頭央監督

プレーされているときも練習中の立ち姿も、“いや〜カッコいいなぁ”と思って、現役の時はずっとイチローさんを見ていました。 試合前のバッティング練習中も、相手チームの僕はストレッチをしていることが多いのですが、ガン見(笑)。今はほとんどお会いできる機会がないけれど、お会いできたらゆっくりお話ししたいですね」(松井監督)

“現役時代は『常に切り替え』と、自分に言い聞かせていました” by 松井稼頭央監督

「打てないと落ち込むし、切り替えがうまいことできないと引きずってしまうところがあるので、現役中は1試合、1打席、1球ずつ、なんとか切り替えるようにしていましたね。例えば、 打席の中にいるとずっと考えてしまって切り替えられないので、1球ずつバッターボックスを外して、ダートサークル(バッターボックスを囲む土の部分)の外まで出て、切り替えてからもう一度打席に入るとか…。 その1打席が終わってもまた回ってくるから、その間に守備もあるけれど、前の打席はこうだったら次はこうすると決めたりして、試合後も反省して、翌日は違う練習に取り込んでまた試合して、アカンかったらまた反省して切り替えてみたいな…上手くできていたかはわからないけれど、とにかく切り替えは常に意識していましたよ」(松井監督)

「スポーツは見るよりもやりたい人」と、松井監督。 野球の次に好きなスポーツはバスケットボール で、小中学校時代は休み時間によくやっていたそう。そして漏れなく『スラムダンク』も読んでいました(親近感)。プロ野球選手の中でも運動神経抜群で、走・攻・守のすべてがそろった松井監督のバスケ中のシーンも、多くの野球ファンが今もなお、見てみたいはず! 他のスポーツでいうと今は、オフシーズンのみゴルフをするとのこと(with 上原浩治さん)。ゴルフのプレーシーンもファンとしては拝みたいですよね〜♪

今回もシーズン中の多忙なタイミングで取材に快く応じてくれた、松井稼頭央監督、そして埼玉西武ライオンズ関係者のみなさま、本当にありがとうございました! ますますのご活躍を期待しております!

埼玉西武ライオンズ
松井稼頭央監督

まついかずお/1994年にドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。強肩&俊足を評価され、ピッチャーから野手に転向し、スイッチヒッターとなる。97年から3年連続で盗塁王に輝くなど、その後も数々のタイトルを獲得し、2004年にはニューヨーク・メッツへFA移籍。2009年には日米通算2000本安打を達成。2018年には古巣・埼玉西武ライオンズで、25年間の現役生活に終止符を打つ。2019年から埼玉西武ライオンズ2軍監督に就任し、2022年には同チームの1軍ヘッドコーチを務め、2023年から1軍監督に。

©️SEIBU Lions

 

『美的HEN』

新プロジェクト『美的HEN』は17年前からメンズ美容に取り組んできた『DIME』と、22年前から女性の美を発信してきた『美的』がタッグを組んだ新しいプロジェクト。プロの美容情報ニュースサイト『美的.com』と“知りたい”を深掘りするウェブマガジン『@DIME』上にそれぞれコラボ企画ページを立ち上げ、双方の視点からすべての人の美をサポートします!様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届け予定。スキンケアの基本から、悩ましい“毛”問題、気になる最新グッズまで。『美的HEN』サイトをチェックして♪

*HENは、スウェーデンで「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称単数代名詞として使用されている言葉です。

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撮影/寺田茉布(LOVABLE・人物) 構成/北川真澄

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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