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2020.6.29

「眉がよく動く人」は表情美人!?表情グセは「家族」を見て知る|「表情美人」が実践している3つのこと

人の印象において、実は顔の造作より大切なのが「表情」の豊かさ、しなやかさ。イキイキ感を宿すポイント、はつらつ見えする表情筋の動かし方をリサーチ!

「表情美人」が実践している3つのこと

表情の豊かさは「眉の動き」にある!

「表情は心の表れ。だからこそ、人は相手の表情を見て、意思疎通がとれているか、今はどんな状況なのかをとっさに判断します。中でも感情を語るのが“眉の動き”。人の顔を絵にした場合、目は同じでも眉の動き次第で違った表情に見えるのがいい例です。けれども、実際に見てわかる程に眉がよく動く人はめったにいません。試しに鏡の前で眉を上げ下げしてみれば、いかに動かないかを痛感するはず。まずは指で眉をグーっと上げて、可動域を広げることから始めましょう。慣れてきたら顔筋体操で、動かせる眉作りに本腰を入れて。現段階で眉がよく動く人は、既に表情美人の可能性大です!」(美容作家・モデル 豊川月乃さん/以下同)

 

\眉を動かすための顔筋体操/
1.まず眉間にシワを寄せる(朝晩5セット)

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鍛えるのは額部分の前頭筋と、眉間の下辺りの鼻根筋(びこんきん)。眉根を思いっきり寄せて5秒間キープし、ゆっくりと戻していく。

2.額の横ジワを作る(朝晩5セット)

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眉頭の上にある皺眉筋(しゅうびきん)を鍛えて、困り眉グセをブロック。目を見開き、額に横ジワを作って5秒キープし、ゆっくり戻す。

 

表情グセは「家族」を見て知る

「自分の表情は自分で確認できません。ならば、家族や友人など、一緒に過ごす時間が多い人の表情を観察してみて。生まれたばかりのヒヨコが親に従うように、表情や発言は無意識のうちに身近な人のクセが刷り込まれたりするもの。首が前に出ている人の家族は皆出ていたり、小さな子供の口グセが親の口グセと一緒だったり…。自分の欠点に気づくためには、“誰にでもあるクセ”と目をつぶらずに、客観的に見つめてみることが大切です。そして変えたいクセが出てきたら、改善する努力を惜しまないこと。その積み重ねが自信となり、より輝きを増した表情を作り出してくれるはず!」

 

リアクションは「オーバーなぐらい」がちょうどいい!

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「日常生活で輝いて見える人は、共通して表情がイキイキとしています。とはいえ、感情を表す“眉”が動かない人が多いように、自分が思っている以上に顔は動いていないもの。だからこそ、少しオーバーかな? と思うぐらいのリアクションをとってみることがおすすめです。表情をなかなか出せないなら、ジェスチャーや頷うなずきを多く取り入れると、連動して表情も豊かに。深く頷いて微笑むだけで、人に与える安心感や好感度は絶大。笑うのが苦手な人は、上の前歯が10〜12本見える所まで口角を上げる練習を。頬筋(きょうきん)が引き上げられて、自然と笑顔が増えていきますよ」

 

教えてくれたのは…

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美容作家・モデル 豊川月乃さん
ビューティスクール・sen-se代表。延べ2万人の女性を、姿勢や歩き方、美容、顔筋などのテクニックで指導。著書に『ビューティ顔筋フィットネス』(主婦と生活社)などがある。

 

美的8月号掲載
イラスト/komugi 構成/むらなかさちこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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