広瀬すずさん「乾燥肌に冷え症。地道なケアを続けたら改善してきました。」美肌を保つ冬のスキンケア対策は？

今最も注目を集める女優のひとり、広瀬すずさん。その撥はつ剌らつとした笑顔には、見ているこちらまで幸せにするパワーが！「“楽しそうな顔”の、自分を元気にする＆人を惹きつける力」――そんなテーマである『美的』1月号の、まさに象徴的存在です。「楽しむこと」について伺う中で、 仕事、ファッションや美容への思いがうかがえました。

短い時間でもおしゃれのことを考えるのが楽しい！

類まれなる美貌、見る人を惹きつける演技力、全身からあふれ出るハッピーオーラ。まさに笑顔の似合う「楽しそうな顔」のもち主、国民的女優の広瀬すずさん。ＴＶに舞台に…と忙しい日々の中、「楽しい」と思うことを伺うと「ファッションです！」との答え。

「服が大好き。ちょっとしか家の外に出ない日でも、何を着たいか考え、私なりにきちんとした格好をしています。舞台の練習時期は、家から稽古場までしか私服を着ないんですが（笑）、それでもどんなコーディネートにしようか考えていました。それがいちばん楽しいんです。仕事で着る衣装も必ずチェック。スタイリストさんにブランドを聞いて、時間のあるときにショップまで行ったり、ネットで買ったりしています。この秋冬はジャケットが気になります」

目をキラキラ輝かせて話す広瀬さん。上演中の舞台『Q:A Night At The Kabuki』では、現代版ロミオとジュリエットのジュリエット役を熱演し、話題になっています。

「舞台は初挑戦なので、勉強させていただきます、という気持ちが強いです。舞台上という限られたスペースでの歩き方、仕草、動く範囲まで…一から学んでいます。ドラマや映画の映像系とはまた全然違って、難しいですね。ただ体を動かすことは好きなので、その点は舞台に向いているかもしれません（笑）。ほかの出演者の皆さんが芸達者な方ばかりなので、その演技を間近で体感できるのは幸せであり、とても楽しいです。舞台は期間中に何度も同じものを演じるので、毎回どんどん変えていこう、どうしたらもっと面白くなるかな、と皆さんと話しながら演じています。ぜひ一度足を運んでみていただきたいです」

＼HOW TO MAKE UP／
アイホールにブラウンシャドウをなじませ、ダークネイビーのアイライナーを目のキワに入れて目尻は水平に5mm延長。リップはツヤのあるコーラルレッドを。

乾燥肌に冷え症。地道なケアを続けて改善

取材中も思わず見ほれる程、くすみやカサつきのない、ツルンとした美肌。その秘訣を聞くと、「以前はひどい乾燥肌だったんです」と意外な言葉が。

「もう本当にカサカサしていて。２～３年前に肌が大あれしたんです。それから敏感に肌状態を気にかけるようになって、毎日丁寧に化粧水つけて乳液塗って…と欠かさず行っていたら、改善されてきました。やはり、毎日きちんとやる、ということが大切だなと。冬は特に乾燥するので、乳液の後にオイルやクリームも使っています」

さらには極度の冷え症だったというので、驚きです。

「こちらも本当にひどくて。冬は足先の感覚がないのが当たり前だと思っていたんです。芸能界に入ってから、周りの人たちに『普通じゃないよそれ』って言われて（笑）。厚着して対策するというよりは、体内から整えていきました。腸もみに通ったり、家でおなかのセルフマッサージも。そうしたら代謝が上がって、最近は冷えというものをあまり感じなくなりました！　運動はキックボクシングを週１～３回程習っています。前は冷え症すぎて汗をかかなかったんですが、最近は寒くても汗をかくようになりましたね。食べるものもなるべくヘルシーにと、気を遣うようになりました」

ごはんを食べに行ったり、普段から仲良くしている女性は、30代の方々が多いそう。「楽しそうで、時々羨ましく感じる」と言います。

「私の年だと、親のこととか、将来のこととか、あまりまだ現実味がなくて。30代は仕事からプライベートまで、真剣に考える時期なのかなと思います。そこに向けて、今は目の前のお仕事を真摯に頑張っていきたいと思います」

＼HOW TO MAKE UP／
淡いブラウンシャドウをアイホールにのせたら、カーキシャドウを太めに入れて目のキワを引き締める。リップはナチュラルなコーラルオレンジのグロスをオン。

PROFILE

広瀬すず／女優。1998年、静岡県生まれ。連続テレビ小説『なつぞら』をはじめ、多くのドラマに映画、CMで活躍。現在は野田秀樹演出舞台『Q:A Night At The Kabuki』が12月11日まで東京芸術劇場にて公開中。

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