やる気の出し方・保ち方って？｜石井美保の美になる話。vol. 31

石井美保の美になる話。

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今月号からプチリニューアル！読むだけで、昨日よりちょっとキレイになれる。石井美保さんの注目の連載、第31弾です。

やる気の出し方・保ち方って？

ダラダラする日は全力で休む！するとまた、全力でやるべきことに取り組めるはずです

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やる気が出ない日があって当然。そのことで落ち込む必要なし！

私の場合、やる！と決めたことをなし遂げるには、紙に書くことがいちばん。「やらなきゃな～」と頭の中で思っていても結局やらなかったことの方が多くて、でも手書きで計画を立てると実行できるんですよね。

以前この連載でも私の手帳術についてお話をしたのですが、実は少し前に挫折しまして（笑）。また改めてスタートし直したところ。挫折の理由としては凝りすぎて手帳を開くのさえ億劫になってしまったから。誰に見せて誇るわけでもないので“自分がぱっと見てわかればそれでいい”と割り切る大切さも学びました。

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寄せられたお悩みを拝見したところ、私のことを、いつでもやる気に満ちていて、ストイックでいろいろなことをどんどんなし得ている人というイメージがあるのかもしれません。でもSNSでお見せしているのがそういう姿だけだから、私にもダラけたり、やる気が出ない日だってありますよ。

ずーっとやる気満々の状態が続くのはロボットだけ。やる気があるときもあれば、だらけるときもある。この揺らぎがあってこそ人間だとも思うんです。だから、やる気が出ない、続かないことに対して「私はダメだ…」なんて自己嫌悪に陥る必要もありませんし、悩まなくても大丈夫。でも、ただ自分を責めて落ち込む時間は、「じゃあ、こうしてみよう」という解決法を考える時間にできるといいですね。

私自身、「いろいろやらなければならないことがあるのに一日中ダラダラしてしまった…」と嘆いた休日の夜、娘に言われたんです。「普段頑張っているんだもの。疲れているなら休めばいいじゃん」と。できた娘です（笑）。

休むときはしっかり休む、それもまた必要な時間。何もやらないダラけた時間も、徹底的にやるべきときも、どちらも全力で取り組むのが良いのだと思います。残念ながら“やる気スイッチ”なんてものはありませんが、しっかり休んだらきっとまたやる気満々で頑張れるはずです。

読者から寄せられたリアルなお悩みに石井さんがお答えします！

Q. 決意した瞬間がやる気のピークで、それを持続させるのが難しいです。石井さんはストイックな印象ですが、ダラダラしてしまって頑張れないとき、ありますか？

（事務職・33歳）

A.漠然とした目標ではなくできるだけ細かく設定を

大きく漠然とした目標に対してやる気の持続は難しいものです。まずは目標達成の期限を決め、それに対して今月は、今週は、今日は、と細かく区切りながら具体的にTO DOを設定していくこと。すると、案外ダラダラしている場合ではない！と気づけるはず。達成への道筋を明確に思い描き細かくつぶしていくとやる気が保てます。

Q.資格取得に向けて、勉強を頑張らなければならないのに、やる気が起きずだらだらとスマホを見てしまいます。いったいどうしたら？

（建築技術職・34歳）

A.電源OFFやログアウトなど強制的な手もひとつ

ついスマホ、私も見てしまいます。でも資格取得や試験など期限が決まっていて本気でやらなきゃ！というときはスマホの電源を切るとかSNSからログアウトするとか、“簡単にはスマホが見られない”状況を自分で強制的に作ってみては。あと、1日の中でスマホを眺めて何時間浪費しているか考えると、しばし見る気が失せますよ。