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2024.1.29

美容ライター&16歳。メルボルン母娘美容Days|まさかの海外サロンデビュー!? 全身脱毛でツルツルを目指す「高校留学生の脱毛事情」

長女の高校留学を機に、オーストラリア・メルボルンに移住した美容ライター・夏目 円さん。海外で遭遇する美容のアレコレを綴るビューティログ第5回は、イマドキの親も子も、みんな気になる「ムダ毛処理」について。長女の気持ちを優先しながら、美容ライターとして持てる知識を総動員して挑みます。そして、これまた気になる海外女子のムダ毛意識とは?【美容ライター&16歳。メルボルン母娘美容Days_vol.5】

“私のように苦い経験はさせたくない”。その想いから娘の脱毛と向き合う

遡(さかのぼ)ること、大学生時代。
じつは、私、「毛」に関しては相当なコンプレックスを抱えています。

学食で隣に座った男の子の友人に、「足がサボテンみたいだね」って言われたのです。

一瞬、何のことかわからなかったんですが、私のふくらはぎに彼の足があたり、そのときの“じょりっ”とした感触が、サボテンのように硬かったと……。
その衝撃的な“暴言”が記憶に残り、就職後すぐに自腹で脱毛をしたのはいうまでもありません。

あれから年数が経ちましたが、今でも当時の記憶……トラウマは消えていません。何なら、その光景さえも覚えています。そんな苦い体験のせいもありますが、娘が生まれたとき、“この子には、私のような思いはさせるものか!”と心に固く誓ったのです。

娘が「毛」を気にするようになったのは、中学3年の初期でした。職業柄、自宅には家庭用脱毛器がありましたので、私の監督のもと、気になる部位=ひざ下の処理を始めました。

「どう、家庭用脱毛って簡単でしょ?」
「そうだね、でも、ちょっとめんどくさいかな。ひざ下だけじゃなく、腕や指も気になるんだよね」
「だよねー、わかるよ、その気持ち。じゃあ、留学する前に医療用のレーザー脱毛をクリニックで受けてみない?」
「えっ!? それって中学生でもできるの?」
今は中学生でも脱毛できる時代だよ。家から遠くない皮膚科を調べてみるね」

そんな会話をしたのは、すでに留学半年前でした。そう、毛周期を考えるとギリギリです。リサーチをしたところ、近所の美容皮膚科併設の皮膚科クリニックに、中学生OKのレーザー脱毛があり、全身脱毛(Vラインを除く)を5回お願いしました。

オーストラリアの人気脱毛サロン「laser clinics」デビュー!

「ねえねえ、また毛が生えてきちゃったんだけど……」

留学してから3か月ほど経ったころでしょうか。

「日本で脱毛したのになぁ。たぶん、毛周期と脱毛のタイミングが合ってなかったんだと思う。うーん、困ったなぁ。どうする? メルボルンで脱毛してみる?」
「うん! やってみる」

思いのほか前向きな発言だったので、私はすぐさまSNSや個人ブログなどをチェックしたり、現地に住む友人におすすめを聞いてみました。そして、ヒットしたのが「laser clinics」です。ここは、オーストラリアで人気の美容サロンのひとつで、メルボルンにもあちこちに店舗を構えています。機種は日本でもおなじみの「ジェントルレーズプロ」。医療レーザー脱毛のひとつですから安心しましたが、料金が高い! 全身脱毛(Vラインを除く)で5回1700ドル(約17万円)と、想定外の出費……。

今、3回目が終わったところですが、おかげさまで毛も相当薄くなってきました。。

予約はすべてオンライン。親の同意が必要でしたので初回のみ付き添いました。さほど痛くないようなので、ほっとしました。手順などは日本と変わらないようです。laser clinics

Vラインはヤーマンでセルフケア。処理後は、マグバームでたっぷり保湿!

Vラインに関しては、日本から持ってきているヤーマンの「レイボーテ ハイパーZERO」。サロンでするのはどうやら恥ずかしいお年頃のようで、今は自力でやっています。娘の意見を尊重していますから、それはそれでよし。ちなみに、この光美容器はパワーもありますし、スピードも早く、さらに肌にもやさしいと3拍子揃っているので、かなりおすすめですよ。

それから、顔の毛に関してはパナソニックのシェーバーを愛用しています。もう、私よりも上手にカットすることができます。1週間に1回ぐらいお手入れしていると思います。

ヤーマンの「レイボーテ ハイパーZERO」。こんなにコンパクトなのにパワーは最強。なかなかのお値段ですが、価値は十分にあります!  詳しくは コチラ 

パナソニックのフェイス用シェーバー。もともと私が愛用していたのですが、いつの間にか娘のものに。最新モデルは コチラ

脱毛後はスキンケアも大切です。娘はもともと肌が敏感なので、保湿はこまめにしているようですが、よく使っているのが「マグバーム」。100%天然由来成分・無添加・無香料で、塩化マグネシウム高配合のバームです。私は肩こりがひどいので肩や首をメインに塗っていますが、保湿剤としても優れているので、娘におすすめしたところ、そのしっとりとした使用感に喜んでいました。

親子でお世話になっているので、何度もリピート。こっくり系バームなので、手のひらで温めてから塗布するのがおすすめ。詳しくは コチラ

オージーガールに「ムダ毛」の意識はない? 国が違えば認識も違う!

さて、気になるオーストラリアの女子高生の脱毛事情ですが、コレがまったく関心がないようです。

娘いわく、「腕も足もボーボー」とのこと。

日本人のように毛が黒くないので目立たないということもあるでしょうが、それでも近くで見れば毛がわかるそうです。ただ、「ムダ毛」という意識がないようで、 そのままにしているとか。私も気になって、バスなどで隣に座ったローカルの女子高生の足をちらっと見たら……毛がしっかり生えていました。ちなみに、娘の韓国人の友人は、“足の毛は脱毛しているけど、腕はそのまま”だそうです。国が違えば、毛の処理も違いますね!

次回は、娘がかなりこだわっている、デオドラントについてお話します。また、多民族が集まるオーストラリアは制汗剤の種類も豊富! 美容ライター目線でご紹介します!

 

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美容ライター
夏目 円
なつめ まどか/大学卒業後、出版社で編集者を経てフリーランスの美容ライター、エディターに。女性誌のファッション誌の美容記事をはじめ、ウェブマガジンの連載コラム、化粧品会社の広告制作など多岐にわたり編集・執筆。娘の高校留学の帯同を機に、2023年4月よりメルボルンに移住。人生初の海外移住生活をnoteにて連載、美容情報をInstagramにて発信

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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