1日分の野菜を一皿で!毎日食べたいスープレシピ3選
野菜摂取の目標量は1日350gといわれていますが、忙しい毎日を送っているとなかなか摂るのが難しいところ。人気スープ店「SoupStockTokyo」の店舗や本社での勤務経験を経て、現在は料理家・管理栄養士として活躍するエダジュンさんの新著『毎日食べたいベジおかず』から、アフター6にもつくりやすいスープレシピを3つ紹介します。
ひとつの野菜で350gを摂取!「焦がしじゃがいものポタージュ」
おいしさの秘密は「焼いたじゃがいも」。子どもから大人までが大好きな王道バター醤油味♡ 調理目安時間15分。
【材料(2食分)】
じゃがいも…360g(小3個)
バター…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1/2
酒…大さじ3
牛乳…500ml
パセリ…好みで
【作り方】
1 じゃがいもは皮をむき、2cm角に切る。
2 深めのフライパンを中火にかけ、バターを溶かし、じゃがいもをしっかりと炒める。焼き色がついたら、しょうゆと塩を加えてさっと混ぜ、酒をふる。弱火にしてフタをし、7〜8分蒸す。
3 牛乳を加え、温まったら火を止める。ハンドブレンダーでなめらかになるまで攪拌する。器に注ぎ、好みでパセリのみじん切りを散らす。
Point
3つの野菜で350gを摂取!「にんじんとかぼちゃのモッツァレラスープ」
にんじんとかぼちゃの自然な甘みが沁みる一皿。チーズを溶かしながら食べるのがおすすめ。調理目安時間15分。
【材料(2皿分)】
にんじん…100g(1/2本)
かぼちゃ…200g(1/6個)
小松菜…100g(2株)
にんにく…10g(1片)
モッツァレラチーズ…50g
水…500ml
洋風スープの素(顆粒)…小さじ2
オリーブオイル…大さじ1
粗びき黒こしょう…ひとつまみ
【作り方】
1 にんじんは半月切りにする。かぼちゃは5mm厚さの薄切りにする。小松菜は3cm長さに切る。にんにくはみじん切りにする。
2 フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、にんにくを炒める。香りが立ってきたら中火にし、にんじん、かぼちゃを加えさっと炒める。
3 水と洋風スープの素を加える。沸騰したら、弱めの中火で7分ほど煮込む。
4 小松菜を加え、くったりとしたら火を止め、器に注ぐ。モッツァレラチーズをちぎり入れ、粗びき黒こしょうをふる。
Point
4つの野菜で350gを摂取!「鶏肉と根菜のアラビアータ風スープ」
パスタでおなじみの、あの味をスープに。一度にたくさんつくって冷凍ストックOK。調理目安時間20分。
【材料(4皿分)】
鶏もも肉…250g(1枚)
れんこん…150g(小1節)
セロリ…70g(小1本)
にんじん…100g(1/2本)
長ねぎ…60g(1/2本)
にんにく…5g(1/2片)
オリーブオイル…小さじ2
【A】
カットトマト缶…400g(1缶/汁ごと)
水…600ml
鷹の爪…1本
酒…大さじ1
塩…小さじ1
【作り方】
1 鶏もも肉は2cm大に切る。れんこん、セロリ、にんじんは1cm角に切る。長ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
2 鍋にオリーブオイルを弱火で熱し、にんにくを炒める。香りが立ってきたら、鶏肉、れんこん、セロリ、にんじん、長ねぎを入れ、焼き色がつくまで炒める。
3 【A】を加え、弱めの中火で10分ほど煮込む。
Point
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1984年、東京生まれ。管理栄養士取得後、株式会社スマイルズにて「SoupStockTokyo」の業務に携わり、2013年に料理研究家として独立。「パクチーボーイ」の名義でも活動中で、アジアごはんや、パクチーを使ったレシピが得意。管理栄養士のほか、食品衛生監視員の資格ももつ。Instagramアカウント@edajun で2021年12月8日20時から『1日分350gの野菜で免疫力アップ 毎日食べたいベジおかず』の出版記念インスタライブを予定。