食・レシピ
2013.1.2

食べ過ぎをリセット!(2) 初出勤まで腸内環境を整えて体を絞りこむ

大根やキャベツなど、整腸食材を積極的に摂取
「初出勤までのお休みは、朝・昼・夜の食事をリズム正しくとり、同時に、太らないための適量を脳や体に覚えさせるための自炊期間に。野菜たっぷり食で年末からのむくみを解消し、たんぱく質もしっかりとって代謝を上げ、太りにくい体を作ります。

また、大根やキャベツなど整腸作用のある食材を意識的にとって、腸内環境を整えておくことも必要です。また、自分ひとりの食事は、炒めものやパスタなど、栄養の偏った単品になりがち。同じように簡単な1品でも、具だくさんで素材の味を楽しめるものにして!」
(管理栄養士/食デザイナーズ主宰 平野美由紀さん)

【朝】亜麻仁油のトッピングでビタミン類の吸収率がUP!「ざく切りキャベツの卵焼きグラタン」
食べ過ぎリセット ざく切りキャベツの卵焼きグラタン
【材料】
キャベツ…2枚、卵…1個、キムチ・粉チーズ…適量、亜麻仁油大さじ1
【作り方】
①キャベツをざく切りにしてグラタン皿に入れ、電子レンジで1分加熱。
②キムチと和えて、卵を割り入れ、粉チーズをかけてオーブントースターで軽く焼き色がつくまで焼く。
③亜麻仁油をかける。

キャベツの歯応えと、キムチ×粉チーズの味つけで、新感覚のおいしさ。キャベツは葉の緑色の濃い部分にビタミンCが多いほか、胃腸の調子を整えるビタミンUも豊富に含みます。

【昼】食物繊維やミネラル豊富な大麦の効果で快腸「大麦リゾット」
食べ過ぎリセット 大麦リゾット
【材料(2人分)】
押麦(大麦の皮をむいて押したもの)…大さじ2、豚肉…100g、キャベツ…1/8玉、玉ねぎ…1/2個、にんじん…1/2本、しめじ…1パック、トマト缶…1/2缶、ブイヨン…1個、ローリエ…1枚、塩・こしょう…少量、水…600㏄、亜麻仁油…大さじ1、パセリ…適量

【作り方】
①鍋に押麦、角切りした玉ねぎ、にんじん、トマト缶、
ブイヨン、ローリエ、こしょう、水3カップを入れてふたをして弱火で20分煮る。
②食べるときにざく切りしたキャベツを加えて沸騰したら、塩・こしょうで味つけした豚肉を加えて火を通す。
③器に盛りつけて亜麻仁油をかけ、パセリを振る。

【夜】野菜+たんぱく質のあったか鍋でやせやすい体に「野菜たっぷり牛鍋」
食べ過ぎリセット 野菜たっぷり牛鍋
【材料】
牛肉(しゃぶしゃぶ用)…100g、大根…150g、にんじん…1/2本、春菊…1/2把、豆腐…1/2丁、昆布…5㎝、水…600㏄、ポン酢…適量

【作り方】
①ハサミで5㎜幅に切れ目を入れた昆布を水に入れて一晩おく。
②①のだし汁を鍋に入れ、豆腐を加えて弱火にかける。
③大根とにんじんをピーラーでリボン状にスライスしておく。
④②が沸騰したら、牛肉、大根、にんじん、春菊を加えてサッと火を通し、ポン酢で食べる。

 

年末年始の食べ過ぎは、お休みの間にリセットしておきたいもの。胃腸にやさしいメニューで、仕事が始まる前に体調を整えておきましょう。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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