キレイな人にお風呂好きが多い理由|美容家・深澤亜季のルンルン ビューティ【vol.26】
体が冷えていいことは何もない。心も体も温まるルンルン入浴のススメ
早く気づいて。誰もが心の中に「ルンルン」をもっている!
亜季:こんにちは。美容家の深澤亜季です。先日、メディアの方向けセミナーで「ルンルンについて」お話しさせて頂き、参加者のみなさんに「あなたにとってのルンルンは?」と質問したら、とても盛り上がったんです。
「おうちに帰って猫ちゃんを撫でるとき」
「コーヒー豆をミルで挽いて、香りを楽しみながら淹れたての一杯を飲むひととき」
「ずっと追いかけていたロックバンドのMVを流すと、何も知らなかった少女の頃の気持ちに戻れる」
「金曜日の夜、明日は早起きしなくていいんだ、と過ごす時間が最高!」などなど。
興味深かったのは、ルンルンは伝播していく、ということ。
「私そんな、ルンルンすることなんて何もなくて」と最初おっしゃっていた方でも
人のルンルン♪話を聞くうちに「そういえば私も……」と、自分のルンルンエピソードが出てきて、「幸せな人といると幸せになる」、みたいな感染力を感じました。あと、青い鳥のお話みたいに、ルンルンはみんな自分の身近にある、という発見も。年齢を重ねるほど、そのルンは家の中や天気などどんどん身近に(笑)。
エディターM(以下M):誰もがルンルンをもっている。ただ普段はそれを忘れているだけ、ということ?
亜季:そうなんです。たとえばこうやってルンルンについてお話をして「今日からなるべくルンルンする時間を増やしていこう!」と思ってもらえたとします。でも、その場を離れてほかのことをしたり、おうちに帰ったりすると忘れてしまう。
M:(大きくうなずく)わかります!! 一瞬やる気モードになったり、前向きモードになれても、なかなか続かない。
亜季:〝マインド〟を忘れずにずっと持ち続けるって実はとても難しいことなんです。
たとえばですけれど、ダイエット本を読んで「私もダイエットしよう」と決意したとします。でも続かなかったり、忘れちゃったりする。人の意思の力は弱いと言われていて、継続を成功させるには、意志を頼りにせずにルーティン化することがポイント、です!
毎朝歯磨きの後に体重計にのる、毎日決まった時間に腸活サプリを飲む、週1回ピラテティスに行くとか……。マインドを、実際の〝物〟や〝行動〟とセットにすることで忘れずに、習慣化していくことができるんです。
エディターM(以下M):なるほど。ルーティン化するためのしかけが必要だということですね。
亜季:はい。そこで私、おうちで過ごすときに「ルンルン♪」を思い出してもらえるようなグッズを監修しました。その名も「ルンルントリップ」というバスアイテムです。
深澤さん監修の〝ルンルン〟バスアイテム。右の黄色いパウチが重炭酸塩タブレット「レグラージュ No.48 ルンルンタブレット」(15g 45錠 ¥3,960/桃谷順天館)、左の小さな使い切りパウチは 「ルンルントリップバスオイル」(¥1,320)。No.50、51、52と3つの香りがあります。「五感に響く設計にしたかったので、香りにはかなりこだわっています。また、見た目の癒しも追求してお湯が白濁するタイプに。シチリアオレンジ、イングリッシュローズガーデン、フィンランドの森と3つの香りがありますが、特にシチリアオレンジは、どんな日もパっと明るくポジティブなマインドになれるよう、こだわりにこだわり抜いた自信作です。
体を温め、要らないものを流す。とりあえずお風呂に入ろう
亜季:私が長年ルンルンビューティ研究をしている中で、いきついた答えがあります。
ルンルン=自分らしいキレイが開花するポイント。
人それぞれ異なる〝私だけのルンルン〟が鍵である一方、みんな共通する〝共通ルンルン〟もあるんです。その共通ルンルンのひとつが「体を温める」こと。
エディターM(以下M):それで体を温める〝ルンルン〟アイテムとしてバスグッズを開発したんですね。
亜季:はい。今まで色々な美容法を見てきて、中には「○○をした方が良いorいや、避けるべき」と対局な方法もあるなか、身体に炎症が起きているとき以外はとにかく身体を温める、というのは万人共通の健康&美容法です。つまり”みんな共通ルンルン”です。寒いだけで人はネガティブになるし、思考も浅はかになります。「もういいや」と面倒くさくなってしまってポジティブなことが考えられなくなりますよね。
だから、365日体を温めましょう。ルンルンメソッドでは、毎日湯船に浸かることをおすすめしています。
エディターM(以下M):でも、マインドだけで「お風呂に入ろう!」と思ってもなかなか続かない。
亜季:そこでこの入浴剤です(笑)。この黄色いパッケージを目にするたびに「あっ、今日もお風呂に入ろう」「今日私がルンルンしたことなんだっけ」とルンを思い出してもらえたら。重炭酸塩には、体の巡りをよくしたり、ざらついた古い角質をマイルドにピーリングしたりといった働きもあるから、ビューティも確実に向上します!
お風呂の電気を消してみて。香りをより感じられてルンルン度UP!
エディターM(以下M):おすすめのお風呂の入り方はありますか?
亜季:私の場合、夜に湯船に浸かります。だからリラックスしてその後ぐっすり眠れるように、お湯の温度は38ー40℃くらいのぬるめに設定しています。熱いお湯はシャキッと目が覚めてしまうので朝の入浴におすすめです。
そしてとにかく五感を満たすことを大切にしています。
お気に入りの香りの入浴剤を使うことはマスト! さらに五感を研ぎ澄ませるために、湯船に浸かるときは浴室の電気を消して、より香りを楽しめるような環境づくりをしています。
ちなみに、入浴剤はお湯を張る前に湯船に入れましょう。そうすると、お風呂に入る頃にはバスルーム全体に香りが広がってより五感を満たすルンルン♪バスルームになります。
お風呂のおともアイテム。お風呂は、血行が良くなり、毛穴も開いて、柔肌にもなる絶好のビューティタイム。シャンプー前の軽いブラッシングには、まるでヘッドスパ! という感動の頭皮へのフィット感で最高に気持ちいい MAPEPE フィンガーフレックスブラシ。湯船では、その日のお肌状態に合わせて、ディープに保湿できるジバンシイ スキンリソース マスク。ツヤ肌になるM T メタトロン アクティベイト マスクや、透明感が出るBYUR グローブースト マルチV フレッシュマスクがお気に入り。
ルンルン・ビューティ格言 vol. 26
湯船に浸かって体を温めよう! お気に入りの
バスグッズやタオルなど五感に触れるグッズを
取り入れるとさらに幸せな時間を過ごせルン♪
連載バックナンバー「ルンルン ビューティ」
写真/深澤亜季(静物) 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
FUKASAWA AKI 1977年生まれ。女性は自分に合った正しい美容法を行えば、年齢に関係なく誰でも必ずキレイになれる、をモットーに美容情報を発信。また、誰もが自分らしいキレイと幸福感が高まる、独自のメソッド“ルンルンビューティー”を提唱。ビューティーは、キレイになるのがゴールではなく、人生に LOVE、POWER、CHANCE、MEET をもたらし輝かせてくれる、がセオリー。
Instagram: lunlunaki