剛毛かつ直毛でヘアアイロンがかかりにくい!コツを伝授【髪のプロが指南!ヘアのお悩み一問一答vol.23】
Q.剛毛で直毛なため、ヘアアイロンを使ってもカールがつきにくい。どうしたらいい?
しっかりとした髪質の剛毛さん。特に直毛だと、ヘアアイロンで巻いてもカールがつきにくいと苦戦する人が多いよう。せっかくヘアアイロンを使うのだから、キレイなカールを作りたいですよね。髪のプロにコツを聞きました。
A.毛の量を少なめに! 髪が短い人はストレートアイロンを使うのも手。
「剛毛かつ直毛だと、ヘアアイロンを使ってもカールがつきにくいですよね。でもその原因のほとんどが、一度に巻く髪の量が多いから。ヘアアイロンは髪に熱を加えて形を作るので、毛量が多いと熱が行き届いていないのです。まずは一度に巻く毛量を減らしてください。また、髪が短い人は、カールアイロンだと髪の長さが足りなくてしっかり巻けないことが。その場合はストレートアイロンを使い、手首を回してカールをつけるといいですよ」(ヘアサロンtricca代表・毛利俊英さん)
剛毛かつ直毛さんがヘアアイロンを使うときのコツ
コツ①毛量を少なめに取って巻く
「髪1本1本にヘアアイロンの熱がまんべんなく行き渡るように、一度に髪を巻く量は少なめに。ヘアアイロンに巻き付けた髪の間からアイロンが見えるくらいの毛量が目安です」(毛利さん)
NGなのは…
「ヘアアイロンで髪を巻いたときには、ヘアアイロンが見えなくなるほどの毛量は多すぎます。熱が伝わらずカールがつきにくくなってしまいます。少しずつ巻くと面倒に思うかもしれませんが、一度でしっかりとカールがつき、何度も巻き直すよりも効率的。急がば回れですよ!」(毛利さん)
コツ②毛先だけカールしたいときはストレートアイロンも◎
「毛先だけ巻きたい人や、髪が短くてカールアイロンがしっかり巻けない人は、ストレートアイロンを使うのがおすすめ。ストレートアイロンなら毛量を調整しやすいというメリットがあります。このときも、一度に挟む毛量を少なめに。手首を回しながら髪を滑らせると、キレイなワンカールがつけられますよ」(毛利さん)
撮影/島村 緑 構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
代官山、銀座、葉山に店舗があるヘアサロンtriccaの代表。数々のヘアコンテストで入賞経験のあるスペシャリスト。ヘアケア剤の商品開発アドバイザーとしても活躍。毛利さんがいるサロンでは、おすすめヘアアイテムの通信販売をスタート。詳しくはサロンのホームページをチェック。アクセスコードは、triccaを入力して。
http://www.tricca-m2b.com