ヘアのお悩み
2021.3.23

ヘアオイルをつけても時間が経つとパサつくのはなぜ?【髪のプロが指南!ヘアのお悩み一問一答vol.4】

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 Q.ヘアオイルをつけても、時間が経つとパサつくのはなぜ?

パサついた髪にツヤと潤いを与えるヘアオイル。つけてすぐはすんなりキレイにまとまるのに、時間が経つとまたパサついてくる…。そんな声が多く届いています。つけたてのキレイをキープするにはどうしたらいいか、髪のプロに教えてもらいました。

A.髪のダメージに合った“ヘアトリートメント”を使って!

「使っているアイテムの商品名の下に、“ヘアトリートメント”や“洗い流さないヘアトリートメント”、“アウトバストリートメント”など、“トリートメント”と書いてありますか? それとも、“ヘアオイル”と書いてあるでしょうか? “トリートメント”と書いてある商品は、髪を修復する効果のあるもので、“ヘアオイル”はスタイリング機能の高いものなので、ダメージケアをしたい場合は、“トリートメント”と書いてあるものを選びましょう

また、トリートメントの種類によって、乾燥ケアが得意なものや熱ダメージケアが得意なものなど、アプローチが違います。自分の髪がどうしてパサついているのか、原因を考えてみましょう。空気が乾燥している冬にパサつきやすいなら乾燥対策を。乾燥ケアアイテムでは補えないパサつきは、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱によるダメージや、これからの時期は紫外線ダメージであることが考えられます

自分に合ったアウトバストリートメントを見つけたら、つけ方も丁寧に。下の手順をチェックしてください」(ヘアサロンtricca代表・毛利俊英さん)

正しいアウトバスケアアイテム選びとケア方法 

【その1】ダメージに合わせた“アウトバストリートメント”を選ぶ

「トリートメントは、ツヤを与えるオイルや水分と油分のバランスがいいミルク、使いやすいミストなどがあります。オイルにも髪質がしっかりしている人に向いている重ためのタイプや、髪が細い人に向いている軽いタイプなどさまざま。ヘアサロンでアドバイスしてもらうといいでしょう」(毛利さん)

乾燥や複合的なダメージなら…
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乾燥はもちろん、年齢によるパサつきにハイブリットなアプローチで艶やかな髪へ導く洗い流さないヘアトリートメント。ケラスターゼ ユイル クロノロジスト R 100ml ¥6,000

ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージなら…
img_4818熱で髪のタンパク質が凝集して硬くなってしまった髪を、柔らかく。指通りのいい髪に導くミルクタイプ。ミルボン オージュア フィルメロウ ミルク 100ml ¥2,600

紫外線ダメージなら…
img_4668UVカット・ヴェールが髪1本1本を包み込み、360度から降り注ぐ紫外線をブロック。乾燥を防ぎながら、紫外線ダメージに負けない髪に。パンテーン  UV カット ヘアオイル(洗い流さないトリートメント) 50g ¥1,163(編集部調べ)

【その2】アウトバストリートメントのつけ方を見直し

STEP1:手ぐしで髪の内側までまんべんなく塗布
220a4376「髪が濡れている状態の方が美容成分が内部までなじませやすいので、お風呂上がりや髪を濡らしてから塗布を。アウトバストリートメントを手に取ったら、手のひらと指の間まで広げてから髪になじませて。指の間にもつけておくと、手ぐしで髪になじませたときに内側まできちんと塗布できます」(毛利さん)

STEP2:手のひらで髪を挟んでギュッと押し込む
220a4373「髪全体にアウトバスヘアトリートメントをなじませたら、美容成分を押し込むように両手のひらで挟んで。このひと手間で、キープ力がUPします」(毛利さん)

STEP3:毛流れに沿ってドライヤーを当てて乾かす
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「髪を乾かすときは、毛流れに沿ってドライヤーの風を当てて。キューティクルが整って、時間が経ってもパサつきにくくなります」(毛利さん)

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

※価格は本体のみ(税抜)の価格です。

撮影/島村 緑 構成/越後有希子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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