ヘアのお悩み
2021.3.16

ぴょんぴょん飛び出る“アホ毛”。抑え方のコツを伝授!【髪のプロが指南! ヘアのお悩み一問一答vol.3】

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Q.トップのアホ毛を落ち着かせたい。でも、スタイリング剤でベタッとするのはイヤ! 

写真を撮ったり、オンライン会議中など、画面を通して自分を見ると特に気になる“アホ毛”。ボサボサとして見えて、だらしない印象になりがち。かといって、スタイリング剤で抑えようとすると、トップの髪が潰れてしまってヘアスタイルが決まらない…。そんな厄介なアホ毛の正しいスタイリング方法を、髪のプロに教えてもらいました。

A.ドライヤーを当てる向きでだいぶ抑えられます!

「通称“アホ毛”とは、短くて立ってしまっている髪のこと。トップの分け目や顔まわりの生え際から飛び出ていることが多いです。これは、生えかけの短い髪や、痛んで切れて短くなった髪なので、飛び出てしまいやすいのです。髪が少し飛び出ているだけで全体の印象がパサついて見えたり、ボサボサとした印象を与えたりするので、抑えてあげる必要があります。コツは、髪を乾かすときのドライヤーの向き。多くの人がドライヤーを前から当てがちですが、そのせいで短い髪は反発して立ち上がりやすくなってしまうのです。ドライヤーを毛流れに沿って当てると、立ち上がりにくくなりますよ。あとはスタイリング剤の選び方と使い方にもポイントがあるので、下で詳しく説明しますね」(ヘアサロンtricca代表・毛利俊英さん)

ぴょんぴょんと飛び出る”アホ毛”の正しい抑え方

【STEP1】髪が飛び出やすい部分の髪を根元から濡らす

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「スタイリング前の髪が乾いている状態で”アホ毛”が気なる場合は、その部分だけ霧吹きなどで髪の根元からしっかりと濡らしましょう。毛流れのクセがついてしまっているので、しっかりと濡らすのがポイントです」

【STEP2】ドライヤーを毛流れに沿って当てて髪を乾かす

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「短い髪でも毛流れに沿って乾かすと、浮かずに周りの髪となじみやすくなります。毛流れと同じ方向にドライヤーの風を当てましょう。これだけでアホ毛の立ち上がりがだいぶ収まりますよ」

NGは…
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「ドライヤーを前から当てている人が多いですが、これがアホ毛を立ち上がらせてしまう原因です!」

【STEP3】”ヘアオイル”をごく少量つける

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「浮きやすい髪を自然に抑えるなら、ヘアオイルがおすすめ。このとき使うのは、スタイリング効果の高いヘアオイルがいいです。”アウトバストリートメント”と書いてあるものは髪のダメージ補修効果が高く、”ヘアオイル”と書いてあるものはスタイリング効果が高いので、商品名をチェックしてみて。手のひらにごく少量広げて、毛流れに沿ってなでつけるようにしてください」

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「ヘアオイルをたくさんつけてしまうとペタッと潰れやすくなります。もしたくさん取り出してしまった場合は、毛先につけるか、ティッシュオフして、手のひらにほんのりオイルの湿り気があるくらいの量で髪の表面をなでて

【お直しは】アホ毛を抑える専用アイテムを投入

「髪が乾燥している人などは、朝のスタイリングが持ちにくいことも。アホ毛を抑える便利アイテムがあるので、ポーチに入れてお直しするといいでしょう」

日中のアホ毛対策におすすめのアイテム3選

ジョンマスターオーガニック スリーキングスティック 

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浮いた髪を狙いやすいマスカラブラシの形状。保湿成分の植物オイルがキューティクルの内部に浸透するから、スタイリングしながら保湿ケアも同時にできる。15g ¥2,100

クラシエ いち髪 ヘアキープ和草スティック(ナチュラル)

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手を汚さずに髪の表面に塗布しやすい固形タイプ。ノンシリコンでもナチュラルにスタイリングをキープするのは、米ぬかロウ成分のおかげ。かっちり固めずにナチュラルなホールド感。13g ¥800(編集部調べ)

かならぼ FUJIKO  色っぽスティック(ケース付き)

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ヘアワックスとコームが一体化したスタイリングコーム。植物オイル由来のヘアワックスで、髪をとくだけでツヤを与えながら髪を落ち着かせる。¥1,400

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

※価格は本体のみ(税抜)の価格です。

撮影/島村 緑 構成/越後有希子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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