今日からヤメて!髪を濡らして即シャンプー他「NGな髪の洗い方」3つ
ツヤのあるサラサラヘアに憧れ、ヘアケアに力を入れる女性は少なくありません。しかし、ヘアケアの基本でもあるシャンプーの仕方に問題がある女性が多く、頭皮のニオイや髪の傷みを引き起こしていることも!
そこで今回は、芸能人やモデルも頻繁に通う人気美容室『jir(ジル)』オーナーの佐藤統二郎さんにうかがった、多くの女性がやりがちなNGシャンプー法を3つご紹介します。
■1:熱いお湯での洗髪はNG!頭皮のニオイのもとに……
熱めのお湯でシャワーを浴びる人が多いのですが、熱いお湯での洗髪はNG! 頭皮に必要な油分まで洗い流され、頭皮が乾燥してしまいます。その結果、乾燥から皮膚を守るために皮脂が過剰に分泌され、ニオイの原因に! また、熱いお湯を使用すると頭皮の温度が高くなり、それもまた皮脂の過剰分泌につながります。
湯船やシャワーの温度は、よく38~42度程度のぬるま湯が理想だと言われていますが、洗髪のときの温度はそれ以下がおすすめ。「ぬるい」と感じる温度設定が理想です。人によって「ぬるい」と感じる温度は異なるため、温度設定を意識するのではなく、自分の感覚で温度調整をしてみてください。
■2:髪を濡らして即シャンプーはNG!
髪をパパッと少し濡らしてすぐにシャンプーをするのはNG! 洗顔に置き換えて考えてみてください。顔をしっかり濡らしていないのに、洗顔料をのせる人はいませんよね。そもそも顔が濡れていないと洗顔料が泡立ちません。洗髪も同じです。髪や頭皮をしっかり濡らさないとシャンプーが泡立ちません。
実はシャンプーは“しっかり泡立る”ことこそが重要。佐藤さんによると、「シャンプーはもともと頭皮を洗うもの。ワックスや髪の汚れ程度であれば、しっかりシャンプーを泡立て、泡をのせているだけでも汚れを吸着してとってくれますよ」とのこと。
髪をガシガシ擦り洗いをしなくても、しっかり泡を立てることで髪を傷めることなく、効率よく汚れを落とせるのです。まずは髪と頭皮を十分に濡らし、シャンプーをよく泡立てることが大切です。
■3:“手触りツルツル”は流し足りていない証拠!
「ほとんどの女性はシャンプーの“洗い流し”が足りていません」と佐藤さん。多くの女性は、泡がなくなった=流し完了だと思い込んでいますが、泡がなくなってもシャンプー剤はまだ残っています。髪を触ってツルツルしているうちは、まだ流したりないと思った方がよいです。
洗髪後のシャンプーは汚れを含んでいるため、頭皮や髪、顔や体に残っていると肌荒れや髪の傷みの原因になります。髪を触ったときにキュッと指が止まるくらいまでしっかり流すことが大切です。
「ヤバい……やってた!」という人は、これから是非これらを意識して、健康的なツヤ髪を維持してくださいね。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
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