【次世代白髪ケア】美しい髪、健やかな頭皮の答えはカラートリートメント&ヘナにあり!
やみくもに染め続けたら、生涯髪はよくならない。「でも白髪は放置したくない…!」「グレイヘアなんてもっての他…!」さぁ、次世代白髪ケアに切り替えましょう!
“健やかな頭皮&美しい髪”の答えはカラートリートメント&ヘナにあり
カラートリートメントとヘナ、多様な時代の新しい選択肢
白髪を染める、それはメイクやファッション以前の「身だしなみ」に近い習慣です。ある調査で同世代の他人の根元の白髪やキラキラ浮く白髪を見て、どう思うかという問いに「老けて見える」が5割、「自分に手をかけていない人と思う」が3割など、なかなか手厳しいものがあります。
白髪が増えてくると、2週間、3週間に一度、と染めるサイクルが早くなります。気づけば髪はパサパサ、カラーの度に頭皮に刺激を感じたり。でも白髪は放っておけないから繰り返すしかない…という状況に陥りがちです。
傷みの理由はやはりカラー剤。いったんキューティクルを開き、染料を入れるという薬剤の仕組みが生んだ宿命でしょう。頭皮の刺激や乾燥、時にはアレルギーが出てしまうのも薬剤による刺激が原因です。
実はキューティクルを開かず、自分で染められる方法があります。それがカラートリートメントとヘナ。いずれも髪色を明るくすることはできないけれど、1本1本をコーティングするように染めるから傷めず、むしろ美しい艶髪に。サロンの考え方や染め方によりますが、サロン染め併用でも取り入れることも可能です。
染めることを味方につけ、美髪寿命を長くするふたつの選択肢。多様な時代の今こそ、注目です!
カラートリートメントって?
国産ガゴメ昆布由来の2種類のフコイダンが髪と頭皮を保湿し、潤いを守りながら染める。人気の色は赤みを抑えたダークなこげ茶色のモカブラウン。
ルプルプ ヘアカラー トリートメント全6色 200g ¥3,300
1990年代後半、「地肌に触れても色がつかないマニキュア」としてサロン用に開発されたヘアカラートリートメント。色もちが短いという特徴が美容室ではデメリットながら、ホームケア用には最適と2000年代初頭から市場に登場。使い方の工夫で白髪をしっかり染められる上、トリートメント成分が髪を艶やかに整えてくれる。育毛成分の入ったものも多く、頭皮ケアとしても注目されている。
\こんな人に/
- 次回のサロンまで待てず、 今すぐメンテしたいときがある
- 白髪染めの色あせやキラ浮きも気になる
- セルフ染めは初心者
- サロン染め(一般的なヘアカラー)も続けたい
ヘナ&ハーブカラーって?
ヘナのプロブランドによるエコサート認証つきのインド産ヘナ。人気のブラウンはヘナにインディゴ(ナンバンアイ)をブレンド。白髪だけがブラウンに染まる。
ジャパンヘナ オーガニック トリートメント えびすハーブ 100g 全5色 ¥2,420
ヘナとはインドやエジプトを原産とするオレンジ色の色素をもつ樹木の名前。古来、染料やボディぺイントのほか薬草として用いられてきた。化粧品としてのヘナは植物の粉100%で、つまりは「髪の草木染め」。湯溶きして塗布すると、白髪のみオレンジ色になる。ブラウン、ダークブラウンといった仕上がりのものはほかのハーブとのブレンドパウダー。オレンジ色を中和し、茶系や黒系にすることも可能。
\こんな人に/
- 流行の色にするよりも白い髪を染めることが優先
- オーガニックなライフスタイルが好き
- 多少面倒でも長期的に美髪を目指したい
- サロン染め(一般的なヘアカラー)はいずれやめてもいい
『美的GRAND』2022冬号掲載
撮影/河野望(静物) 鈴木希代江(人物) ヘア&メイク/広瀬あつこ ヘナカラー指導/鈴木貴裕(ジャパンヘナ) 構成/伊熊奈美
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。