ヘアのお悩み
2009.11.6

もりた印レポート★頭皮ケア「クリームバス」へ!

もりたじゅんこのもりた印レポート★今回は、日本でいち早く頭皮ケアを始めた老舗サロンへ行ってきました。「クリームバス」というのは、植物やフルーツなどをすりつぶしたペーストを頭皮と髪に揉みこむ、インドネシア発祥の頭皮ケアのこと。スパやエステで有名なバリ島では、定番メニューとしておなじみです。

今でこそ、頭皮ケアが一般化して、大手メーカーからホーム用のヘッドスパアイテムなども市販されるようになりましたが、ほんの一昔前まで日本で頭皮ケアサロンといえば「発毛」を目指すオジ様向けのものが主流だったのです。
そんななか、バリ式の本格的な施術をいち早く取り入れたパイオニアが、1997年にオープンの「クリームバスエビス」。一般的な美容室と違い、落ち着いた個室で、セラピストさんがつきっきりでオールハンドのケアをしてくれるというのも画期的でした。

「クリームバスエビス」のベーシックなクリームバスコース(ショート 70分 ¥7,000〜)は、シャンプーで頭皮を清潔にした後、クリームをつけてマッサージ。首やデコルテ、背中なども当時にマッサージしてくれます。さらにスチームを当てながら時間をおき、クリームの栄養分を頭皮や髪に浸透させる。最後に洗って頭皮トニックなどをつけて仕上げ、という流れです。

嬉しいのは、個室内のリクライニングチェアに座ったままで、すべてのプロセスが進んでいくこと。途中にシャンプー台に移動させられたり、起き上がったりする必要がなく、本当にリラックスしきれるんです。ほとんどの人が、施術中うとうとと眠ってしまうそう。

それもそのはず、頭は脳に近い部分。マッサージ効果がダイレクトに響きやすいのです。また、首や背中を揉んでもその部分のコリがほぐれるだけですが、脳は全身に指令を送る司令塔だから、脳がリラックスすると全身もリラックスしてほぐれる。短時間で効率的にケア効果が出るパーツなのです。

私も例外にもれず、グッスリ眠ってしまったクチですが、目が覚めて鏡をみてビックリ。目がパチリと開いて、視界が明るい。顔が全体的にリフトアップして、肌色もよくなっている。しかも、施術中脱いでいたブーツが、履くときにはユルユルに感じられるほど脚のむくみもとれていたんです!

もちろん、集中的にトリートメントした髪がツヤツヤ・サラサラになっているのも嬉しいのですが、直接手を触れていない部分にも目に見える効果が得られるのは、頭皮ケアならではのメリットだといえそう。

ちなみに私が施術してもらった森本かおりさんは、クリームバスの本場・バリで8年のキャリアをもつ方。ぐいぐいと頭蓋骨を矯正するような、奥深くまで力を届ける力強いタッチが特徴的です。それでいてまったく痛みや緊張を感じさせない。
サロン12周年を迎えるにあたり、森本さんはじめ、バリで修練を積んだ高い技術をもつセラピストを招集したそうですよ。クリームバス以外にも、カラーリングしながらケアもできるヘアのメニューも充実。パイオニアだけに、常に進化しつづける姿勢も魅力です。

(写真右上)頭皮や髪質の状態に合わせて、8種類から選べるクリーム。インドネシアのNO.1ブランド「グッド社」のもの。
(写真右下)バリから直輸入したインテリアで統一された完全個室の施術ルーム。着替え用のバスローブやスリッパも完備しています。

【SHOP DATE】
クリームバスエビス http://www.nadja.co.jp/ebisu/
住所:東京都渋谷区エビス南2-2-2 KTビル3・4階
TEL:03-5722-2345
営業時間:11〜22時(完全予約制)

[施術内容]■クリームバス ベーシック(ショート70分 ¥7,000〜、セミロング75分 ¥8,000〜、ロング80分 ¥9,000〜)、■ヘナトリートメントカラー(ショート¥8,000〜、セミロング¥9,000〜、ロング¥10,000〜)
※毛量・髪質により使用するクリームやヘナペーストの量が変わるため、追加料金がかかる場合もあります。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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