「長め」前髪が最高に合う、ショートヘア【実例20】

キレイも可愛いも叶える「長め前髪」のショート。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選してご紹介します。
「目の上~目にかかる長さ」のスタイル【11例】
【1】暗髪を活かしたモードな丸みショート
【how to “ベース&カラー”】
- えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。
- 前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。
- カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。
- 毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。
- サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 杉本 佳恋さん
【2】後頭部に丸みを持たせた骨格補正ショート
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットをレザーで切る事によって、シャープさや柔らかさを出します。
- トップはレイヤーを入れて毛流れを作れるようにカット。毛先はシュッとまとまるようにすると、丸顔補正スタイルになります。
- カラーは11トーンのトープグレージュ。艶感を出す為にパープルを入れ上品さを出します。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンでトップを内巻きにワンカールにします。前髪はカーラーでカールを付けます。
- 丸みのあるショートにすると丸顔を強調してしまうので、トップを少しふんわりさせるのがポイントです。
- ヘアオイルとバームをミックスして、もみあげ、襟足はタイトに抑えて、トップはふんわりセットします。
担当サロン:REVES(レーヴス) 菅原 英さん
【3】逆三角形をカバーする骨格補正ショート
【how to “ベース&カラー”】
- ショートボブにカットして、サイドの髪を長めに残してフェイスラインをカバー。
- トップにふんわりとなるようにレイヤーを入れます。こうすることで、きれいな黄金比のひし形シルエットが完成します。
- 前髪はシースルーバングに。
- カラーは9トーンカラーで艶の出るグレーベージュに。ふんわりと柔らかい質感にみえます。
【how to “スタイリング”】
- 2トップのみ26ミリアイロンで内巻きワンカールにしてふんわり感を出します。
- バームとオイルを混ぜて全体的に揉み込みながら束間をだします。
- トップをふんわり、サイドをタイトにしたことできれいなフォルムの完成です。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【4】卵顔をいかした美骨格ショート
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットをレザーで切る事によって、シャープさや柔らかさを出します。トップはレイヤーを入れて毛流れを作れるようにカット。
- 小顔に見せるためにおでこもカバーして、丸みのあるきれいなシルエットのショートにしました。
- カラーは12トーンのフォギーベージュ 艶感を出す為にパープルを入れ上品さを出します。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで、トップを内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに毛流れをつくります。
- そうすることで、写真のようなきれいな丸みシルエットのショートになります。
- ヘアオイルとバームをミックスして、もみあげ、襟足はタイトに抑えて、トップはふんわりセットします。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
【5】下膨れカバーの骨格補正ショート
【how to “ベース&カラー”】
- ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。
- 前髪は流し目にして、シースルーバングに。
- カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
- 下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。
- 32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。
- 最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【6】媚びない雰囲気の大人のほの甘ショート
Point
細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。【SIDE】
【BACK】
【how to “カット”】
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。
もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り~もみあげはスマートにすると小顔感が出る。
担当サロン:SIX. シックス MIHOさん
【7】ワンカールの優しげまろやかショート
Point
太めのアイロンで毛先をワンカールだけでスタイリング終了。パーマをかけるとさらにラク。【SIDE】
【BACK】
【how to “カット”】
顎くらいの長さのショートボブべースで下はグラデーションカットに。前髪はセンターを眉幅に薄めに設定、サイドの髪に45度の角度でつなげて髪流れを作る。表面にレイヤーを入れ動きを。
担当サロン:AFLOAT D’L アフロート ディル 井上 晃輔さん
【8】軽やかな曲線の色っぽ美人ショート
Point
アイロンで毛先ワンカールの動きをつけて、バームで毛束感を出すだけでキマるのが◎。【SIDE】
【BACK】
【how to “カット”】
前髪は鼻上くらいの長めから耳たぶまでつながるラインのマッシュべース。パツッとしたカットラインは生かしつつ、スライドカットで毛先が動きやすくするのがポイント。
担当サロン:Beauty Connection Hair Salon ビューティーコネクション ヘアーサロン 鈴木 司さん
【9】ふんわりほの甘ショート
束感のあるシースルーバングのカールに透明感が宿る、フェミニンなスタイル。サイドバングで頬骨を隠すことでより小顔に、美人感UP。
Point
毛先にワンカール緩いパーマがかかっているので、アイロンなしのスタイリング剤だけどセット可能!時短に。SIDE
BACK
【how to “カット”】
べースは長めマッシュショート。目にかかる長さの前髪は長めのサイドと斜めにつなぎ、後ろはシルエットを低く丸みを作って襟足は短く。
【how to “パーマ”】
ゆるめのコスメパーマで前から後ろまで毛先にワンカールかける。
担当:GARDEN omotesando 雲林院 優さん
【10】濡れ髪が美人度を上げる最旬ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は目にかかる長めでカット。
- えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくる。
- サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイント。
- カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくる。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。
- タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされる。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)和田 流星さん
【11】シースルー×ひし形シルエットのインテリショート
【how to“ベース”】
- カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
- トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
- カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
- 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
- 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
- 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん
「チークライン」のスタイル【8例】
【1】クールフェイスの洒落感ショート
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットはグラデーションを入れたショートボブ。表面に軽くレイヤーを入れます。
- 顔ぎわの柔らかニュアンスのコツは、レイヤーとも違う内側の角を削るカットにあり。ほんの少し動きが出るだけでお洒落感がUPします。
- カラーは、地毛風に5レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感があり、光に当たった時に柔らかく見えるので、ダークカラーはアッシュ系がイチオシです。
【how to “スタイリング”】
- 前髪はセンターパート(6:4でも)にし、ふわっとした立ち上がりがつくように乾かします。
- 前髪を顔側に引き出し、ストレートアイロンで軽ーく丸みをつけるように通し、その後、オールバックにするようにかき上げます。
- ツヤ感の出るオイルorバームを馴染ませて、束感を整えたら完成です。スタイリング剤は、軽めのタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾 フミヤさん
【2】パーマが柔らかなハンサムショート
【how to “ベース&カラー”】
- 前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。
- カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。
- カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。
【how to “スタイリング”】
- パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。
- スタイリングは、7〜8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚 大輔さん
【3】大人の前下がりショートボブ
【how to “ベース&カラー”】
- 大人のかっこよさが光るショートは、リップラインの前下がりショートボブがオススメ。軽くレイヤーを入れて、毛流れを整えてあげるだけできれいに決まります。
- カラーは、全体的に11トーンのオリーブブラウンで染めてます。顔まわりの毛先にブリーチを入れて、ベージュに染めてアクセントを作ることでお洒落度がアップ。さりげなく入れているので派手になりません。
【how to “スタイリング”】
- トップの根元を水で濡らし、ドライヤーでボリュームが出るように乾かします。
- 手のひらで、バームとオイルを混ぜて、髪の中間毛先中心に馴染ませます。最後に前髪の毛先につけて、完成です。
- 巻く手間もなく、時間ヘアとしてもおすすめです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん
【4】エラ張りをカバーする大人っぽショート
【スタイルのポイント】
- ナチュラルクアンクレイヤーショート
- 長めの前髪でクールでナチュラルに
- 動きのあるレイヤーで ふわっとなる大人ショート
- 長めの前髪と顔周りにかかる髪でエラ部分をカバー
【前髪カットのポイント】
- 長めにカットして 少し前に束間を出して、デザイン性のあるシースルーに
- 巻かなくてもクールな大人前髪になります
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居 菜美子さん
【5】シャープに見せる美人ショートヘア
Point
顔周りは外巻き、耳前はあごに沿わせ内巻き、後頭部とトップは高さを出すのみで形良く。【FRONT】
【BACK】
【how to “カット”】
長めの前下がりのショートべース。顔周りは鼻ラインでレイヤーを入れて軽やかに。あごからつながるラインで後ろの髪に向かって上がるラインにして後頭部を形良く見せる。襟足はすっきりシャープに。
担当サロン:Beauty Connection Hair Salon ビューティーコネクション ヘアーサロン 谷 賢二さん
【6】小顔効果抜群のマッシュハンサムショート
【how to “ベース&カラー”】
- ベースのカットはマッシュスタイル。前髪を頬骨の高さに設定し、サイドと平行ラインで繋げます。バックのウェイトラインは低めにして、丸みのあるシルエットに仕上げます。
- カラーリングは、8レベルのピンクブラウンに。ほんのりピンクを感じさせるブラウンが、肌を明るく見せながらツヤ感を引き出します。色落ちしてもキレイが続くので、リピーターの多い人気色です。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を丸みがつかないように通し、前髪はリバースに流します。
- 重めのオイルを4プッシュほど、ボリュームダウンさせるよう内側からつけます。スタイリング剤の塗布量が多めなので、必ず内側からつけるのがコツ。
- 手に残ったものを前髪、表面になじませたら完成です。髪がぺたんとしやすい人は、スタイリング剤をオイルとバームをMIXしたものに変えるとグッド。
担当サロン:GARDENomotesando(ガーデンオモテサンドウ) 雲林院 優さん
【7】黒髪でも重くないピュアショート
柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。
Point
クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。 26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。
SIDE
BACK
【how to “カット”】
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪~サイドがつながるようにレイヤーを入れる。
【how to “パーマ”】
硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。
担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山 夏美さん
【8】輪郭カバーのすっきりショート
【スタイルのポイント】
- ショートボブをベースに、重めなスタイルなので顔まわりの髪のボリュームの位置をコントロールして軽さを出す
- 頬骨あたりで重めにカットをし、輪郭を綺麗にをカバー
担当サロン:XELHA (シェルハ) 白川 雄副さん
「リップライン」のスタイル
柔らかパーマの美フォルムショート
【how to “ベース&カラー”】
- えり足の長さを1〜2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。
- サイドはやや前下がりに切ります。前髪はリップラインの長めに設定。
- カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラーです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18〜24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかけます。
- スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライします。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて
- 最後に、少量のシアバターを中間〜毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野 佑哉さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。