クレンジング迷子になっている人に勧めたい、潤うスゴ落ちミルク

長年にわたって愛され、売り上げを伸ばし続けている「ロングセラーコスメ」には、多くの人から支持を得るだけの理由が必ずあります。今回はすべてにおいて総合力の高い名品メイク落としを紹介【もりたじゅんこ「本当に買うべきベストコスメ」vol.8】

使えば使うほど美肌になれる秀逸メイク落とし

正直なところを言うと、クレンジングの品質はある程度、価格に比例します。1万円を超えるような高級クレンジングは、やはり別格。どのメーカーのものも例外なく、メイクを落とした肌のふかふか感、なめらかさ、あかぬけた透明感…あらゆる面で仕上がりに感動します。1回のケアでこれほど感動できる即効性は、どんな美容液やクリームよりも優れていると感じてしまうほどに。とある美容ドクターも、「5万円の美容クリームを買う余裕があるのだったら、クレンジングにお金をかけたほうがいい」とおっしゃっていました。

ただ、洗い流すもの、しかも毎日欠かさず使うものに1万円というのはなかなかの投資ですよね。特に、BBクリームや日焼け止めで過ごしただけ、といったような日に気合の入ったクレンジングを使うのはもったいない気がしてしまう。また使う側のテンションとして、優雅なうっとりクレンジングよりも、お風呂で手早く落としてしまいたいという気分の日もあります。

そんな、あれやこれやを考慮にいれて「毎日の定番として使うなら、コレが最適解！」と断言できるおすすめの逸品があります。

10年以上のロングセラー、『美的』本誌のベストコスメ企画でも何度もランクインしているカバーマーク「トリートメントクレンジングミルク」（200g　￥3,300、400g ￥5,500）。美容成分89%でできたコクのあるミルク。

何がいいって、すべてにおいてレベルが高い。
人に例えるなら、勉強もできて運動神経もよくて人柄もよくって話も面白い！ でも気取ってなくていつでも一緒にいたい信用できる親友――みたいな、機能面でも官能面でもいいとこばかりの1本なのです。

以下、長くなりますが魅力を思いつくままに…。

魅力1

どんなメイク汚れもしっかり落ちます。毛穴の中に入り込んだファンデも、ポイントメイクも、トロトロ溶ける（美容の教科書的には、ポイントメイクは専用のリムーバーで落としたほうがいいのですが、それができない日でもかなり頼れます）。ミルクでありながら、オイルやクリームレベルのオフ力があります。

魅力2

すっきりサッと流せます。ぬるぬるが残らない。（→だから、ダブル洗顔したくない人はこれひとつで夜の落としケアを完了させてもいい）。

魅力3

洗い上がりに潤い感があって、肌がふっくら整う。美容液成分89％でできたリッチなミルクタイプなので、落としながら肌を潤し、柔らかにほぐしてくれます。

魅力4

少々乱暴な使い方をしても実力を発揮。お風呂の中で、手や肌が少々濡れた状態でも使えます。（ただしビショビショの肌ではクレンジング力が落ちるので、濡れていない肌がベターではあります）

魅力5

肌をこすらない。肌の上にするーっと伸び広がるコクのあるミルクテクスチャーで、メイクの濃い部分を念入りにくるくるしても、肌をこすることがありません。

魅力6

毎日続けやすい価格。年齢や肌質も問わない使用感で、1年中心地よく使える。

買って損なし。洗面所に1本常備しておくと本当に重宝します。

カバーマーク
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美容エディター・ライター

もりたじゅんこ

雑誌『美的GRAND』、『美的』にて毎号記事を手がける。元々アトピー素因をもつ体質で、幼い頃から肌トラブルに見舞われるたび、肌のコンディションはメンタルにも密接につながっていると実感する。正しいスキンケア法を知った現在は、ときに原因不明のじんましんや湿疹に悩むときもありつつ、おおむね良好な肌状態をキープ。

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