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ヘアのお悩み
2021.9.19

40代、50代から美しい髪が重要になる4つの理由

よく「見た目の7割は髪で決まる」といわれます。男女を問わず、白髪や薄毛が早くから進行してしまうと、どうしても老け見えしがち…。なぜ年齢を重ねるほど美髪が重要なのでしょうか? その理由はこんなことにあるんです。【伊熊奈美「誰でも!一生!キレイ髪への道」 vol.1】

1 髪にツヤがあれば、乾燥肌さえ潤って見えます

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(C)藤井マルセル(t.cube)

年齢を重ねるに連れ、体はどこもかしこも乾燥に傾きます。
乾燥すれば肌がくすみ、シワも増えます。だから、大人ほど大ぶりのピアスやネックレスなどキラリと輝く質感がプラスされると、たちまちくすみが飛んで、いきいきと見えるのです。
艶やかに輝く美しい髪は、そんなジュエリーやアクセサリーのような存在。髪は顔の額縁だともいわれますが、輝く額縁効果で、その人を潤いのあるつややかな肌の持ち主に見せてくれるのです。

2 髪がきれいな人には、品があります

犬や馬など動物でも毛並みがいいと、どこか堂々とした品格の高さを感じさせます。
この「毛並みの良さ」が私たちにも大切。もちろんダメージはないほうがいいのですが、傷んでしまった髪でも常に潤わせ、整えておくと、その人のていねいな生活が伝わってきます。また、ヘアケアと同時に頭皮も地道にお手入れを。いつでもふっくら潤った状態になれば、抜け毛も防げますし、生えてくる髪の質や量感も変わってきます。

3 髪が美しければ、体全体がヘルシーです

東洋医学で「髪は血余」といわれます。
体はまず、生命を維持するために必要な内臓などへ血液を通して栄養や酸素を送ります。そこで余った血液が血流に乗って頭部の毛細血管のすみずみに送られ、毛根部分の毛乳頭という髪を生み出す場所に行き着き、ようやく健康な髪が生えるのです。
髪は体の内側を映し出す器官。髪がきれいと言うことは、ヘルシーさの象徴でもあるのです。

4 しかも、同世代の中で美髪はレア!

同窓会で一人だけ時が止まっている人っていますよね。
その人は何かの美容医療をしているかもしれませんが、同時に髪も美しいはず!
髪は「死んでいる細胞」で自己治癒力がないため、放っておけば傷む一方。しかも年齢を重ねれば髪質の低下は避けられないので、ダメージのスピードも加速します。
だから大人世代で美髪なのはレアな存在。いつまでも変わらない人といわれるのです。

このように大人の美しい髪はおトクなことばかりです。人生100年時代、いつまでも美しい髪を保っていきたいですよね。毎日のスキンケアと一緒に、髪と頭皮のお手入れを取り入れていきましょう。自分で簡単にできるテクニックや最新のヘアケア情報をご紹介していきますね!

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美容エディター、毛髪診断士
伊熊奈美

編集者として「女性のリアルな暮らしに活かせる美容・健康情報」を念頭に企画・取材。女性誌、新聞、WEB媒体等で20年以上執筆中。特にヘアケア・毛髪科学関連分野を得意とし、美容記事の監修や講演活動も行う。著書に『頭皮がしみる、かゆいは危険信号! いい白髪ケア、やばい白髪ケア』(小学館)がある。

instagram:@namiikuma_hairsta
HP:http://hairista.jp

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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