【保湿】『盛り』『追い』『漬け』保湿から、この冬にベストな保湿を見つけよう
保湿といってもそのやり方や相性はさまざま。興味はなかったけれどライブで聴いたら意外とハマった、そんなフェスでの出会いよろしく、いつもとはちょっと違う保湿に、Let’s try! 詳しいお話を美容家の水井真理子さんに伺いました。
肌の潤い力を高めるために特別な保湿ケアをプラス
ここ最近、しっかり保湿ケアをしているつもりなのに、肌がカサついたりメイクのノリが悪いと感じる人も多いのでは? 「暖房による乾燥、冷えによる血流の悪さに加えて、マスクの摩擦もあり、特に秋冬の乾燥は深刻」と、水井さん。「さらに乾燥が進む1月・2月に備えて今から保湿力を高める意識をすることが重要です。ポイントは、単に潤いを与える保湿ではなく、その先の美しさと潤い力を高めること」
そこで今回提案するのが“盛り”“追い”“漬け”保湿。「簡単にいうと、悩みに応じてたっぷり手間暇をかけるのが“盛り”保湿。朝晩のスキンケアタイム以外の時間に追加で潤いを補給するのが“追い”保湿。こすらずじっくり時間をかけて潤いを浸透させるのが“漬け”保湿です。いずれも、いつものスキンケアをベースとして、プラスで取り入れられる新しい保湿のアプローチです」
肌状態もスキンケアの最適解も人それぞれ。肌悩みや気分、タイミングなどでいろいろ試して、この冬のマイベストな保湿を見つけてみて!
『漬け』保湿って?
とっぷりと肌を埋めるように、じっくり時間をかけてすみずみまで潤いで満たすのが「漬け」保湿の醍醐味。ソウルフルな歌声でじっくり聴かせるシンガーソングライターのバラードのように、心に染み入る程のたっぷりの潤いで癒されよう。
『追い』保湿って?
保湿は朝と夜のスキンケアタイムのみ、で本当にOK?「追い」保湿は、まさに肌が乾く間もなく、時間差で潤いを追加していくというもの。大人数だけれど皆粒ぞろいで、一糸乱れぬパフォーマンスを披露するK-POPアイドルのような絶え間ない潤いを24時間!
『盛り』保湿って?
量をたっぷり使う!! のはもちろんのこと、悩みに応じたアイテムをプラスしたり、浸透させる手間を惜しまないことが、「盛り」保湿のテーマ。まるで、ソロでも活躍できる実力派が集ったアイドルグループのような、盛りだくさんのパワーを感じてみて!
『美的』2022年1月号掲載
撮影/榊原裕一(人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/新見千晶 スタイリスト/程野祐子 モデル/朝香りほ イラスト/いしやま暁子 構成/村花杏子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
スキンケアはもちろん、食や運動、ライフスタイルなど多角的に美へとアプローチ。わかりやすく、実践しやすい理論とテクニックで、『美的』読者からの支持も厚い。