梅雨どきに肌がテカる原因は「皮脂量」にあり!? オススメの洗顔方法をご紹介
梅雨どきに肌がテカる原因は?保湿の仕方次第でテカりがツヤ肌になる秘策をご紹介♪
梅雨どきに肌が【テカる】原因は?
《原因》 高温多湿 によってぐんっと増える皮脂量。 乾燥対策の油断 も原因です
\テカってヤダ!!/
保湿保持力がテカりをツヤ肌に変える秘策
梅雨どきは、気温と湿度が高くなってきている上、マスク着用も相まって肌がテカりやすい時期。
「皮脂の分泌量が増えてくる今の時期は、テカりが気になるからと顔を洗いすぎたり、皮脂を取りすぎたり、ベタつくからと保湿ケアをおろそかにしがち。湿度のおかげで肌の表面は潤っているように感じますが、スキンケアで油分が足りないと水分保持力が低下してしい、実は肌の内側は乾燥していることが多いのです」(山崎先生)
「テカる原因は、洗いすぎ、潤い不足、ホルモンバランス、食事などさまざま。スキンケアを見直すなら、まず洗顔で潤いを奪いすぎていないか気をつけて。また、肌がきちんと保湿されていないとターンオーバーが乱れて毛穴が詰まる原因になります。マスク生活になってからニキビで悩まされている人が多くなりましたが、蒸れるからと保湿ケアを省くのも原因のひとつなので、使用感の軽いクリームなどをつけましょう」(藤本さん)
知ってた?? 夏の 過剰な皮脂 は美白ケアを阻害させてしまう!
参考資料:ポーラ提供
「夏は暑さで毛穴が開いて分泌量がアップ。外気温が25℃以上になると、美白を阻害する皮脂・遊離脂肪酸が急増するので、洗顔などで余分な皮脂はオフを」(藤本さん)
梅雨どきは 皮脂量 が 急増!
参考資料:ポーラ提供
「梅雨どきは気温と湿度が高くなります。その影響で毛穴が開きやすくなり、皮脂量がぐっと増加傾向に」(藤本さん)
マスクで ニキビ を作らせないコツ
□
1日2回
マスクを替えて雑菌との接触を減らす
□ 摩擦刺激を与えないように
マスクはずらさない
\マスクはずらさず取る!/
「長時間同じマスクをつけていると雑菌が繁殖してニキビの原因に。また、マスクをずらすと摩擦で刺激になるので注意を」(山崎先生)
“洗いグセ”を見直し! 皮脂を取りすぎない クレンジング と 洗顔方法
クレンジングは…
(1)ポイントメイクは、クレンジング剤を含ませたコットンを肌に少しおいてから優しく拭き取る。
(2)顔全体は、おでこ、両頬、鼻、あご先にクレンジング剤をおき、円を描いてなじませてからすすぐ。
\クレンジング後に手を洗おう!/
(3)手にクレンジング剤が残っていると泡立ちが悪くなるので、ハンドソープで手を洗っておく。
洗顔は…
(4)泡立つ洗顔料は、レモン1個分の量を目安に泡を作って。ぬるま湯を少しずつ足すと泡立てやすい。
(5)洗うのは皮脂が出やすいTゾーンから。頬は面積が広くて洗いやすいけれど乾燥しやすいので最後に。
\すすぎの温度は33℃が理想/
(6)クレンジング剤も洗顔料も、すすぐときは33℃くらいのぬるま湯がベスト。入念にすすいで。
\目指すはテカりじゃない自然なツヤ肌!/
教えてくれたのは…
まいこ ホリスティックスキン クリニック 院長 山崎まいこ先生
皮膚科医。体の内側と外側からはもちろん、精神面からもアプローチするホリスティックな診療に定評がある。
ポーラ ユニバーシティ アカデミア本部ビューティークリエイション学科 学科長 藤本恭子さん
ポーラのプロフェッショナル教育機関で美容部員の育成や教育コンテンツ開発を担当。接客コミュニケーション研究も行っている。
『美的』2021年7月号掲載
撮影/天日恵美子(人物)、河野 望 ヘア&メイク/輝・ナディア(Three PEACE) スタイリスト/小川未久(人物)、大島有華(静物) モデル/椎名美月 イラスト/中村幸子 構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。