お悩み別ケア
2020.4.29

見た目も触り心地も…一気にテンションを下げてしまう“肌のざらつき”に関するウソホント

冬~春のこの時期になんらかの肌トラブルが出ている人が半数以上という結果が出た美的クラブへのアンケート。2番目に多かった肌の“ザラザラ”について皮膚科医の友利新先生と美容家の深澤亜季さんにお話を伺いました。

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つるすべ肌が懐かしい…年齢と共に加速する!?
加齢や血行不良により、肌の生まれ変わり=ターンオーバーは滞りがちに。こうして古い角質がたまると、肌はザラつき、くすみやすく。

まずは知ろう! 「ザラザラ」の基本情報

Q.ザラつきやすい体質ってあるんですか?

A.特定の体質ではなく肌質で原因が異なります
「乾燥肌の人は水分量の低下、脂性肌の人は過剰な皮脂による毛穴の詰まりが主なザラつきの原因に」(友利先生)

 

Q.特にザラつきやすい季節はありますか?

A.季節の変わり目です
「気温や湿度の変化に対応しきれず、肌のターンオーバーが乱れがちに。すると、角質がランダムにはがれ落ちてしまい、肌がザラつきやすくなります」(友利先生)

 

Q.ザラつきにピーリングケアは有効?どのくらいの頻度で行うべき?

A.有効ですが、必ず保湿もプラスして
「ピーリングには肌表面の古い角質を取り除き、表皮の生まれ変わりを促す効果があるので効果的。ケア後は乾燥するので、必ず潤いをプラスして」(友利先生)

 

Q.角質ケアのやりすぎもザラつきの原因になる?

A.やりすぎると、肌のバリア機能が低下
「考えられるとすれば、貧血の人は鉄分不足の可能性が。血中に酸素を送るヘモグロビンの量が減少し、肌の代謝が遅れ、ザラつきやすくなっているのかも」(友利先生)


「ジュレのように柔らかな質感で、摩擦感ゼロ!肌負担なく、毛穴汚れや古い角質を優しくオフできます」(深澤さん)
ITRIM エレメンタリー フェイシャルゴマージュ 100g ¥12,000

 

Q.貧血気味の人は肌がザラつきやすいって本当?

A.医学的には証明されていません
「考えられるとすれば、貧血の人は鉄分不足の可能性が。血中に酸素を送るヘモグロビンの量が減少し、肌の代謝が遅れ、ザラつきやすくなっているのかも」(友利先生)

 

教えてくれたのは…
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皮膚科医 友利 新先生
ともりあらた/都内2か所のクリニックに勤務。美容知識の豊富さと、わかりやすい解説で、TVや雑誌、講演会などで幅広く活躍中。

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美容家 深澤亜季さん
ふかさわあき/幅広い知識と審美眼を生かし、美容誌や美容セミナーをメインに活躍。透き通るような美肌のもち主としても有名。

 

『美的』2020年5月号掲載
イラスト/naotte 構成/中島麻純・島田七瀬・宍戸沙希(スタッフ・オン)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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