お悩み別ケア
2012.4.23

すっぴん美肌を育むケア 鉄則ケア1┃すっぴん美肌を手に入れるキーワードは 「ターンオーバー」と「インナーケア」にあり!

肌トラブルは表面だけにあらず!

乾燥、シミ、くすみにニキビ。さらにはシワやたるみまで。悩みがまったく見当たらない肌には、ほとんどお目にかかれないのが実際のところ。だから私たちは保湿して、美白して、余分な皮脂を取り去って、と悩みの数だけスキンケアのアイテムが増え、お手入れは煩雑になるばかり…。もっと簡単になんとかしたい! そう思う人は多いでしょう。
そんな虫のいい話なんて、あるわけがありません? ところがあるんです。発想を変えれば!!

そもそも、肌悩みはなぜ生じてしまうのでしょう?

たとえば乾燥は、肌が自前で保湿成分や保湿成分を抱え込む成分を作れなくなるから。シミはメラニンを必要以上に作り続けてしまうとともに、メラニンを含む古い角質を排出できなくなってしまうから。くすみは、肌の水分量が不足していたり、古い角質が肌に溜まってしまう、ニキビは、古い角質が毛穴を塞いでしまっているのが大きな要因。それぞれのトラブルの原因に対してそれぞれのケアを、というのはもちろん間違っていません。でもなぜ肌が自前で保湿成分や保湿成分を抱え込む成分を作れなくなるのか、なぜ古い角質が留まってしまうのかということを考えると、ひとつの重要な結論にたどり着きます。『ターンオーバーが上手く行われていない!』ということに…。

 

美肌のカギはターンオーバーにあった!?

『ターンオーバー(代謝)』とは、肌の細胞が生まれ変わる仕組みのこと。そして『正しいターンオーバーを育むケア』とは、健康な赤ちゃん細胞を産み、健康なまま大人細胞に育てるサポートをするお手入れのことをいいます。
肌の表皮で新しい細胞が生まれると、約28日かけて、大人細胞といえる角質細胞に育ちます。そして角質細胞は約14日で垢となり剥がれ落ちます。ところが生まれたときから細胞がひ弱だったり、成長途中で紫外線などの外的刺激を受けると、健康な大人細胞になれない。慢性的な乾燥、くすみ、シミ、ニキビなど多くの肌トラブルの大元は、角質細胞が健康でないために正常に働けていないために生じます。つまり『ターンオーバー』のケアをすれば、もれなく、すっぴんでもOKの理想の美肌が手に入るというわけ。

では『正しいターンオーバーを育むケア』とは、何をすればいいのでしょう?

 

インナーケアが育む美しい肌

それは拍子抜けするほどに、普通のこと。質の良い睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動を心がけて。とはいえ普通にあるがゆえに難しい。夜の10時には寝てください、栄養素は満遍なく、毎日最低一万歩は歩きましょうといわれても、ねぇ…。そこで着目すべきは、インナーケア。外からではなく、栄養成分などを口から摂取することです。たとえば肌や粘膜を強くするビタミンA、肌の潤いのもととなるアミノ酸、いわずと知れたビタミンC、そしてターンオーバーを整えシミ対策にも定評あるL-システイン、抗酸化作用に優れるリコピンやアスタキサンチンなど。健康肌や美容のために、インナーケアもしっかりしていきましょう。

本気ですっぴん美肌を手に入れたいなら、『インナーケアでターンオーバーのお手入れをすべき』。しっかり覚えておいて。

 

イラスト/きくちりえ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事