日焼け対処法をプロが指南｜日焼けはしっかりアフターケア、冬こそ見直したい

日焼けの対処法は、お肌の健康を保つためにもっとも忘れてはいけないことのひとつ。紫外線は年中私たちに降り注いでいます。夏だけでなく、冬もしっかり日焼けの対処をしていきましょう。この季節は、夏にダメージを受けた肌を回復させるチャンスでもあるんです。

【目次】
・夏の日焼けもリセットできる…冬にできる対処法
・夏に日焼けしてしまったら…冬に美白対策を
・ニベアなら日焼け対策と肌のケアが同時にできる

夏の日焼けもリセットできる!?冬にできる対処法

日焼けや紫外線の対策は夏場のみ力が入りがちですが、冬のケアで肌ダメージをなるべく抑えることも大切です。

美容皮膚科「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子さんによると、長年紫外線を多く浴びてきた人と浴びていない人とでは、浴びてきた人のほうが毛穴が開いているというデータはあるそうです。

「紫外線の影響で毛穴が開く原因として、“カルボニル化”があります」

カルボニル化とは、紫外線を受けて体内で発生した活性酸素により皮脂が酸化し、“アルデヒド”という資質の分解物が発生してタンパク質と結合すること。肌がカルボニル化すると、黄色くくすむほか、毛穴の開きにもつながるそう。

「今日紫外線を浴びたからといって、今日の毛穴がいきなり開くということはありません。カルボニル化のほか、酸化、糖化、炎症、コラーゲンの破壊など、紫外線によるあらゆるダメージの積み重ねで、毛穴は開いていくと考えられます」

これらのダメージを防ぐためにも、日ごろから日焼け止めを塗るのはマスト。顔については、毎日のメイクで日焼け止め効果のある下地やファンデーションを使うなど、紫外線ケアをする習慣があるかもしれませんが、ボディのケアも忘れずに行うことが大切です。

小柳衣吏子　こやなぎえりこ／皮膚科専門医、六本木の美容皮膚科「アオハルクリニック」院長。順天堂大学医学部卒業後、大学病院などで経験を積み2011年に現クリニック院長就任。ウェルエイジングをめざす方のため、日々健康で美しい皮膚づくりを探求している。

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夏に日焼けしてしまったら…冬に土台を見直す対策を

秋冬美白で重要なのは、潤して表面をふっくら整えること！

透き通るような透明美肌の持ち主である『トータルビューティーサロン Riche』主宰/美容家の石井美保さんに、詳しいケア方法とおすすめアイテムを教えてもらいました。

「紫外線のダメージを受けたときだけでなく、巡りが悪くなったり、寒さで肌が固くなったり、ストレスを感じたり…さまざまな要因でくすんでしまうもの。湿度が下がるのでバリア機能を高めるために、さらに自分で潤いを巡らせる力を高めるために、秋冬は美白ケアと共に保湿を徹底して行います。洗顔後すぐには“SOFINA iP”の炭酸泡美容液をなじませて血流をアップ。」

洗顔後すぐの血流ケアで、くすみを払拭しつつスキンケアの効果を底上げするそう。

「毛穴よりはるかに小さなマイクロバブルの炭酸泡が肌の奥深くまで浸透して、柔らかくモチッとした肌に。瞬時に顔色が良くなるので、くすみが気になる朝にも重宝しています。」

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洗顔後すぐにマッサージをするようになじませるだけなので、毎日のお手入れに手間なく取り入れやすい。
花王ソフィーナ iP べースケアエッセンス 90g　￥5,000（編集部調べ）

くすみがちな秋冬の肌も透明感をキープ！美容家石井美保さんの白肌キープ術

リンゴで生の酵素を補給して

料理研究家の小堀紀代美さんによると、“生の酵素”であるフルーツを食べることでも、お肌のケアができるそうです。

中でも、美白にはリンゴがおすすめ。

リンゴはビタミンC、食物繊維、カリウム、ポリフェノールなどをバランス良く含みます。特に「リンゴポリフェノール」には色素沈着を防ぐ美白効果や、脂肪の蓄積を予防する効果も。これらは皮に多いので皮ごと食べたい。熟した実の方が抗酸化成分が高いが、熟れすぎると味が落ちることも。また、リンゴの酵素は粘膜を健康な状態に戻すので風邪予防にも。

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