お悩み別ケア
2017.10.19

2位乾燥…女性が悩む「秋の不調」1位2位どっちも解決するテクは

衣替えも終え、すっかり秋らしく肌寒ささえ感じる季節となりました。急な冷え込みにより体調を崩してしまった人、食欲の秋で体重が気になる人、朝起きられず二度寝してしまった人、なぜか物悲しく人肌が恋しい気がする人など、秋ならではの悩みもありますよね。

そこで今回は、ドクターシーラボが20~59歳女性481名に聞いた“秋の悩み”についてのアンケートの結果を紹介します。

気になる悩みの解消法もあわせて紹介するので、参考にしてみてください。

 

秋に半数以上の女性が悩む「冷え性」

寒くなるにつれて、身体の調子が悪くなる人も多い季節。秋の身体の不調について調査したところ、やはり1位は「冷え性(56.3%)」。この時季の寒暖差に身体がついていかず、冷え性が気になる時期ですよね。

つづいて「乾燥(52.6%)」、「肩こり(34.7%)」など寒さによる悩みが続々と上がってきました。

さらに、「急に冷え込む秋に感じることは?」という問いに対しては、「布団から出られない(31.2%)」、「おでんや鍋が食べたい(21.0%)」、「人肌が恋しい(6.4%)」という肌寒くなる季節ならではの回答を上回り、1位となったのは「湯船につかりたい(40.5%)」という回答でした。冷えた身体を温めるには温かいお風呂がいちばんという、なんとも日本人らしい結果です。
お風呂の健康効果は誰もが一度は耳にしたことがあると思いますが、これから秋が深まり身体の悩みが増えてくる前に、まずは毎日湯船につかる習慣を。

知ってた?入浴後は入浴前より肌が乾燥する「過乾燥」に

冷え対策に効果的なお風呂ですが、実は入り方次第では、上記のアンケート2位にランクインしている“乾燥”を悪化させることもあるんです。それが“過乾燥”という現象。

過乾燥が置きてしまう原因と対策について、過去記事「ゲ…風呂上がりは“入浴前より肌が乾燥”!? 医師オススメの入浴法とは」より紹介します。

温泉医科学研究所の早坂信哉所長によると、過乾燥は、入浴した際に角層に水が入り込み、角質細胞間脂質と“NMF”という天然保湿因子、皮脂などが一時的にお湯に流出することで起こるそう。

測定実験によると、40℃のお湯に7分つかって浴室を出たあと、クリームを塗るなどの保湿をせずにいると、60分後には入浴前より肌が乾燥してしまうことがわかったといいます。

肌に水分が十分あるうちに保湿、しかも“浴室を出て10分後”がリミットだそうです。髪を乾かすのは、顔・体の保湿が済んでからのほうがいいですね。

 

いつもシャワーで済ませがちな方も、せっかくの秋の夜長にリラックスしたバスタイムを過ごしてみては? 正しい入浴法で、冷えも乾燥も撃退しましょう!

 

初出:美レンジャー  ライター:美レンジャー編集部

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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