お悩み別ケア
2013.3.14

老けて見える原因「目のたるみ」を悪化させるNG習慣3つ

顔の印象を大きく変えるパーツの1つ、“目”に自信ありますか?

「“瞳の大きい女性がモテる理由”心理学で証明されていた」でもご紹介しましたが、男性は本能的に大きい瞳を好むそう。いつまでも魅力的にいるためにも目は大切にしたいですね。

また、瞳に限らず目を美しく見せるために必要なのが“目周り”です。クマやシミ、たるみなど年齢が上がるとともに必然的にトラブルが増えてきますよね。とくにたるみは化粧品ではケアが難しい悩みの1つではないでしょうか?

そこで、今回は目のたるみについてご紹介したいと思います。

■目の下のたるみって何が入っているの?

目は様々な危険から身を守るために、保護組織の一つ“眼窩脂肪”という脂肪によって覆われています。

なくてはならない脂肪ではあるのですが、年齢とともに眼窩脂肪を支えている眼輪筋や眼窩隔膜が衰え、垂れてきてしまうため、目のたるみを形成してしまうことがあります。

また、目の周りの筋肉の老化によって、眼球を支えきれなくなり、眼球が下がってしまうこともあります。少し下がった眼球が目の下にある眼窩脂肪を圧迫して押し出すことで、目の下のたるみが助長されることもあります。

 

■目のたるみの原因を排除するポイント3つ

つまり目のたるみの原因となる“目の筋肉の老化”を防ぐことが重要になってきます。そこで、それらの原因を排除するポイントを3つあげてみました。

(1)おでこにシワを作らない

目をぱっちり開けようとした時に、おでこに横ジワができる場合はまぶたの筋肉の力ではなく、前頭筋と呼ばれるおでこの筋肉の力で目を開けとしています。

習慣で、眼輪筋を使わずに前頭筋に頼っていると、眼輪筋の衰えの原因になるため、普段から眼輪筋を意識することが大切です。

(2)長時間同じ距離を見ない

近くても遠くても、長時間同じ距離を見続けることでピントを調整する筋肉が疲労します。疲労が溜まると老化が進む原因にもなります。

(3)目をこすらない

「目をこするのは、なんとなく悪い気はするけど……」と、思いつつも花粉症などでかゆいときはついつい掻いていませんか? またクレンジングの時も、アイメイクをしっかり落とそうとまぶたをこすることは多いはず。

しかし、こすることでミュラー筋というまぶたを引き上げる働きのある筋肉が伸びてしまい、まぶたがたるむ原因になります。

 

つまり、目の筋肉を日頃から意識して大切にしてあげることが重要なのです。

また、ついやりがちな習慣も見直してみる必要があります。目の筋肉は顔の様々な筋肉とも連携しているため、目だけでなく、顔全体の筋肉にも注目してみましょう。

 

【目のケアシリーズ】

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初出:美レンジャー  ライター:清崎汐里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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