お悩み別ケア
2015.7.18

えっ…レモンじゃない?朝の美白対策は「●●ジュース」が最強

内側からの紫外線対策といえば、有名なのがビタミン。特にビタミンCはメラニンの生成抑制効果が期待できるので、夏の朝食でしっかり摂りたいところ。ビタミンCといえば、レモンをはじめとした柑橘系フルーツを思い浮かべる人が多いかと思いますが、実はトマトこそ、夏の紫外線対策で摂りたい野菜なのです。

そこで今回は、夏の紫外線対策にトマトがおすすめな理由についてご紹介します。

 

■ビタミンCが豊富でもNG!柑橘系フルーツは朝食べるとシミのもとに

レモン、グレープフルーツ、オレンジといった柑橘系の果物はビタミンCが豊富なので、朝食に摂ると紫外線から肌を守ってくれるイメージがありますが、実は逆なんです! 柑橘系の果物に含まれる“ソラレン”という成分は、たくさん摂取すると紫外線の感受性を高め、吸収しやすくなるという性質を持っています。

きゅうり、パセリ、セロリ、ニンジンなどの野菜にも含まれるので要注意。紫外線から肌を守るという目的では、朝にこれらの野菜や果物をたくさん摂取するのはおすすめできません。朝ではなく夜に摂るようにしてくださいね。

 

■朝トマトで紫外線から肌を守る!

そこでおすすめなのがトマトです。トマトにはソラレンが含まれていないため、朝たくさん食べてもOK。トマトにはビタミンCが豊富に含まれ、それだけでなく、抗酸化作用が期待できるビタミンA、Eも含まれています。

また、注目したいのがトマトに含まれる“リコピン”。リコピンには強い抗酸化作用があり、メラニンの生成を促進する活性酸素を取り除く働きがあります。さらに、活性酸素はコラーゲンを分解する酵素の産生をも促進するので、活性酸素を除去する働きがあるリコピンは、夏の美肌対策の強い味方になってくれます。

ビタミンA、C、Eに加え、リコピンが豊富なトマトこそ、朝に食べたい食材なのです。

 

■朝はトマトジュースがおすすめ!

紫外線対策にトマトがピッタリだと分かったところで、毎朝トマトをたくさん食べるのは面倒だと感じる人も多いかと思います。そこでおすすめなのがトマトジュース。トマトは生で食べるよりも加熱した方がリコピンが吸収されやすいと言われているため、加熱処理されたトマトジュースは効率よくリコピンを吸収することができます。

また、ドライトマトもおすすめです。トマトは干すことでビタミンCやリコピンの量が倍増します。朝食でオムレツなどに入れて食べるのもおすすめですよ。

 

以上、夏の紫外線対策にトマトがおすすめな理由をご紹介しました。今年の夏は朝トマトで、紫外線から肌を守ってくださいね!

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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