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2024.6.1

40年以上にわたり研究を続ける、“アンチエイジングの宝石”! ラ・プレリー「キャビアエキス」【加藤智一さん連載Vol.15】

いま美容業界で、注目の美容成分をピックアップ! 友だちとの美容トークでも「この成分、知ってる?」と思わず話したくなる話題の成分をご紹介します。 今回は、キャビアサイエンスの先駆者として、キャビアの可能性を追求し続けてきたスイスブランド、ラ・プレリーの「キャビアエキス」をピックアップ。新作化粧水で初配合となるキャビアエキス由来の新成分、キャビアハイドロエッセンスも解説します。

人間の健康に必要な栄養素が凝縮されている、海の宝石「キャビアエキス」

ラ・プレリー イノベーション・ディレクター

ダニエル・スタングル博士

加藤智一 「ラ・プレリーといえばキャビアエキス」と言えるほど、キャビアエキスはブランドを代表する成分ですよね。そもそもこちらの「スキンキャビアコレクション」が誕生したのはいつの話ですか?

ダニエル・スタングル博士
 「スキンキャビアコレクション」は1987年に誕生しました。それ以来、化粧水や美容液はもちろん、ファンデーションやルースパウダーなど、スキンケアからベースメイクアップまで、数多くの製品を発売しています。

加藤
 採用しているキャビアエキスはスイス国内で採取されているということで、その点でもアイコニックな素材ですよね。

ダニエル
 そうですね。ラ・プレリーのキャビアはスイスアルプスの高山の泉で飼育されている、最高品質のチョウザメから採取しています。ミネラルが豊富な水域で育っているからこそ、このキャビアエキスには脂肪酸、アミノ酸、ビタミンやミネラルなど、人間の健康に必要な栄養素が豊富に含まれており、自社研究でエイジングケア効果にも秀でています。「スキンキャビアコレクション」は30年以上にわたり、多くのお客様に愛用されていますが、リピーターのかたが多いのも、その類まれなる美容効果にあると考えています。

加藤
 今回はこちらのコレクションから新作の化粧水が発売されるとか。



ダニエル
 はい、携帯にも適したミストタイプの化粧水「SC ミスト」です。ラ・プレリーの研究では、皮膚からは1日あたり500~700mLの水分が放出されるというデータがあります。水分は飲料から摂取するだけではなく、肌からもうるおいを補給する必要があり、その考えからこの製品の開発に着手しました。

加藤
 しかも、キャビアエキス由来として新成分が配合されているそうですね。

ダニエル
 はい。新作ミストではタンパク質が豊富なキャビアエキスを組み込みながらも、水溶性の成分として仕上げた複合成分「キャビアハイドロエッセンス」を配合しています。こちらはラ・プレリーでも初となる成分で、新たな抽出法を採用することで、キャビアエキスを過熱することなくタンパク質をひきだすことに成功しています。加えて、300種以上の栄養素を含む「キャビアマイクロN」も配合しており、これをナノエマルジョン技術によりブレンドすることで、ウォーターベースのミストながらオイルドロップによる濃密なうるおいをご実感いただけます。

加藤
 オイルを配合しているミスト化粧水は魅力がありますね。特に年齢を重ねた肌では、水分だけのミスト化粧水だと、むしろ乾燥を感じる心配がありますし。こちらは軽いテクスチャーながら油膜を感じられる仕上がりでとても頼もしく思います。

ダニエル
 おっしゃる通りで、うるおいを閉じ込めるのが目的でして、キャビアエキスを含めて、4種類のオイルを配合しているため、乾燥やごわつきを感じる肌でも、瞬時にもっちりとした感触をご体感いただけるかと思います。

加藤
 どんなシーンで使うのがおすすめですか?

ダニエル こちらのミストは単に水分補給だけではなく、肌にエネルギーを与えたり、保護する役割も得られるので、乾燥対策だけではなくエイジングサインも気になる方や、旅行や出張でもワンランク上の化粧水ケアをするうえでもおすすめです。また、ラ・プレリーのスキンケアラインナップのなかでは、3万円を切るプライスなので、ラ・プレリーをはじめてお使いいただくかたや、お世話になったかたへのギフトとしても提案していきたいと考えています。

スゴイ成分「キャビアエキス」を配合した逸品

SC ミスト 50mL ¥25,630/ラ・プレリー 7月1日限定発売
スプレーするだけで、キャビアの恵みを実感できるミストタイプの化粧水。

 

美容ジャーナリスト
加藤智一
25ans(ハースト婦人画報社)など、女性誌の美容担当を経て独立。女性誌・男性誌・新聞など、さまざまな媒体で執筆中。講演・PRアドバイスでも活躍。著書に「お洒落以前の身だしなみの常識」、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(ともに講談社)などがある。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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