進行ジワに効果的! エイジングケアクリーム8選
クリームを塗ったら即、実行!
《 水井流 パーツ別・進行ジワマッサージ 》
シワは消すのが難しい。まずは薄くするケアで進行を止めて!!
額の横ジワや眉間の縦ジワ、法令線など、どんどん深く目立ってくるシワ。これは「生活習慣の中で徐々に刻まれてしまったもの!」と水井真理子さん。
「目が大きかったり、頰骨が高いなど骨格的にシワになりやすい人もいますが、大半は表情ジワや生活習慣の積み重ね。いつも眉間にシワを寄せていると〝折ジワ〟がなかなか取れなくなるし、スマホやパソコンで猫背になっている人も法令線や首のシワが進行してしまいます。いつも同じ側の横向きで寝ている人、よく頰づえを突く人、アイメークを専用クレンジングを使わずにゴシゴシ落としている人も危険です。頭皮が固い人もだんだん顔自体が下がってきてシワになりやすいですね。初期ジワを感じたら、絶対にそのままにしてはダメ。まずはとことん保湿をし、さらに刻まれてしまったシワは、〝ほぐしてのばす〟が得策です。いつものお手入れを今まで以上に丁寧に行うことと、何か1品プラスするならハリ感を出すエイジングケアクリームをチョイス。お手入れの最後にしっかりとなじませて、それから気になるパーツを効果的にマッサージしましょう。まずはシワを薄くするつもりでスタート。続けていれば、進行ジワは確実に食い止められます!!」
【額の横ジワ】
眉から生え際までの広範囲をのばす
マスカラを塗るとき、けげんそうな顔をするとき、ジワジワと刻まれている額の横ジワ。「生え際が固いのも原因」と水井さん。額を横断したシワは縦にほぐしてのばします。
1.指を垂直に立てて小刻みにほぐす
眉の上から生え際までの横ジワを意識します。両手8本の指を立てて(爪は立てず!)、生え際まで小刻みにシワをほぐしましょう。
2.横ジワは縦につまんでほぐしていく
親指と人さし指で縦に小さくつまみ、眉→生え際まで移動します。「両サイドの皮膚を挟み上げて、引っ込んだ溝を伸ばすイメージで」
3.両手のひらで思いきり引き上げる
ほぐしてつまんで緩めたら、仕上げに両手のひらで下→上へしっかりと引き上げます。「そのまま10秒。1~3まで毎朝晩実践してみて」
【眉間の縦ジワ】
縦ジワは横につまみ、ほぐしてのばす
シワは進行すると横から縦に。しかも、眉間のシワは考え事をしているときなどに無意識に深まります。「それでも、横につまんでほぐすことで、どんどん薄くなります」(水井さん)
1.眉間のシワを2、3本の指でよくほぐす
目頭辺りから眉間にかけてを、片手2、3本の指でほぐします。指は立て気味にして、シワの溝をなめらかにするように小刻みに揺らしましょう。
2.縦のシワを押し出すように横につまむ
縦ジワは横につまむ、が鉄則。親指と人さし指で、目頭~眉間の間のシワを押し出すようにつまみましょう。最後は下→上に引き上げて。
【法令線】
小鼻のつけ根~あご下までもみほぐす
法令線は、たるみと大きく関係しています。まずはパソコンやスマホを見る姿勢を見直して。さらに、「最近あまり笑っていない人は口角を上げる意識を!」と水井さん。
1.小鼻のつけ根の詰まりを取る
下ばかり向いていたり、最近、思いきり笑っていない人は、小鼻のつけ根が固まっています。中指で5回プッシュしてほぐしましょう。
2.法令線をつまんでほぐす
法令線は縦のシワ。小鼻のつけ根から口角までのシワを横につまんでほぐしていきます。まずは5往復して柔らかくします。
3.手のひらで下→上に引き上げる
頰下に手を当て、法令線を引き上げます。このとき、中指で頬下のコリをプッシュすると効果的。そのままこめかみまで引き上げて。
4.あご下から口角までつまんでほぐす
表情が固い人は、口角から下も固く、これに引っ張られているのも一因。あご下から口角横までを親指と4本の指で挟んで、よくほぐします。
撮影/山田英博(人物)、中田裕史(静物)ヘア&メーク/得字マキ(nude.) スタイリスト/木川真理子 モデル/辻元 舞 デザイン/GRACE.inc 構成/峯島由衣・小内衣子(PRIMADONNA)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。