お悩み別ケア
2010.6.24

ニキビの対処法→口周り・フェースラインにできる“大人のニキビ”

お肌のシミやシワ、たるみ、ニキビ、肌荒れなど、悩みは人それぞれ。そんなお肌のトラブルやお悩みの解消方法をQ&A形式でご紹介します。今回のお悩みは「大人のニキビ」。

アロマを焚くなど、ストレス解消する時間を意識的に作りましょう。

【Q3】大人のニキビ(吹き出物)に悩んでいます。特に、口周りやフェースラインにできるのですが、どうしたらいいですか?

【A3】フェースラインの大人のニキビ(吹き出物)は、精神的ストレス、あるいはクレンジング料や洗顔料の洗い残しが原因である可能性が高いと考えられます。まずは洗顔のときに、あごの裏側まできちんと洗い流すように心がけましょう。

精神的ストレスはニキビの大敵。ストレスにより自律神経のバランスが乱れると、皮脂分泌が過剰になり、ニキビができやすくなってしまいます。好きな音楽を聴く、アロマを焚く、ぬるめのバスタブに入浴剤を入れてゆったり浸かるなど、リラックスする時間を意識的に作りたいものです。

偏った部位にできるという場合は、いつも同じ側に頬杖をつく、無意識に肌を触る、そんな癖が原因となっているのかもしれません。季節にもよりますが、マスク、マフラー、スタンドカラーのジャケット、高めのタートルネックなど、ニキビ(吹き出物)に常に刺激を与えるグッズや衣類も控えましょう。
また枕カバーや掛け布団の襟(顔側の縁)などの状態は? 常に清潔に保つ必要がありますね。

それでもニキビ(吹き出物)が消えないようなら、日常的に使っている化粧品の抜本的な見直しが必要です。大人のニキビ(吹き出物)対策が可能な医薬部外品のシリーズへのきり替えを検討したいものです。
それほどではない…、と思う場合でも、洗顔料は殺菌作用に優れ、炎症を抑える作用があるニキビ・吹き出物肌用の医薬部外品、あるいは医薬品を使うのが基本。また化粧水や乳液に関しては、ノンオイルやオイルフリー、アルコールフリー、無添加など、肌に無用の刺激を与えない敏感肌用のスキンケアを試してみることをオススメします。そしてアブラっぽくなりがちな部分には、皮脂バランスを整える、ニキビ(吹き出物)対策が可能な部分用美容液を加えるといいでしょう。もちろん乾燥しやすい部分には、保湿効果に優れた美容液を使うようにしてください。

また、ニキビ(吹き出物)→清潔→洗顔をマメにせねば、と思い込んでいる人もいるようですが、洗顔は多くても1日3回までと心得て。何事もやりすぎは禁物です。

それでもできてしまった場合は、すぐにニキビ(吹き出物)専用の美容液を使うと効果的です。ニキビ(吹き出物)が進行しないように予防する作用が期待できます。また重症化しそうな予感がしたら、早めにニキビ治療薬を使うのも手です。

普段からニキビ(吹き出物)ができにくい生活を心がけたいもの。睡眠時間はきちんと、規則正しい生活をする。嫌なことがあってもくよくよ悩まない。油っぽい食事や甘い食品は控えるなど。
そして栄養バランスも大切です。なかなか気を配れない場合は、ビタミンB群を中心にビタミンCなどの抗酸化成分が含まれるニキビ(吹き出物)ができやすい人用のサプリメントや、経口のニキビ治療薬を摂るようにしましょう。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事