スキンケアニュース
2021.7.31

石井美保さんの美肌の秘密|肌トラブルに悩んだ過去も!? “石井美保肌”誕生ヒストリー

厚塗りに見せずにカバーするテクは研究と努力のたまもの

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これで肌に潤いを取り戻したかと思いきや、石井さんの肌にさらなる打撃が…。

「大学生の頃に、いきなり目の周りから額にかけて遅発性両側性太田母斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはん)という、アザのようなものがぶわーっと出てきたんです。保険適用でレーザー治療が受けられるのですが、拷問のような痛みのレーザー治療を、3か月に1度、顔中に焦げたハンバーグのようなかさぶたを作りながら、1年半続けました。その間、コンシーラーを塗っただけでは隠れないぐらいの濃くて深いアザを、コンシーラーとカバー力のあるファンデーションを塗って塗って塗りまくって隠す。まるで“ぬりかべ”ですよ(笑)。45年間でいちばん厚塗りをしていました。当時、アナウンサーの方の、いかにくずれずに画面越しに肌をキレイに見せるのかというテクニックを研究し尽くしました。実はそれが今の私のベースメイクのノウハウに生かされています」

レーザー治療を終えた頃から今の“石井スタイル”の片鱗が。

「皮膚科医に言われたのが、若くしてレーザーで肌が極度のダメージを受けているのでとにかく日光を避けるように、と。そこから、大学の友達に誘われても海や山のレジャーをすべてお断り。日サロで焼くのが流行っていた時代なのに常に日傘。徹底して日差しを避け続けて今に至ります。年齢のわりにシワが少ないの
は、私が絶対的に日差しを浴びていないから。とても大変でしたが、今の肌があるのはこのことも大きいと思います」

 

【Column】30歳頃。肌に自信がなく、写真に写ることを避けていました。

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30代前半頃の貴重なお写真。45歳の現在の方が、肌に透明感やツヤ、ハリがあるのがわかります。こすらないことで肌が変わり始める前なので、今よりファンデーションは厚めだったそう。

『美的』2021年9月号掲載
撮影/岡本 俊(まきうらオフィス/人物)、河野 望(静物) ヘア/輝・ナディア(Three PEACE) スタイリスト/有本祐輔(7回の裏) 構成/村花杏子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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