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スキンケアニュース
2025.4.29

世界初*¹・加齢により増える細胞を除去することで、年齢を重ねるごとに生じる不安感をケア! ファンケルの「キンミズヒキ由来アグリモール類」【加藤智一さん連載Vol.25】

いま美容業界で、注目の美容成分をピックアップ! 友だちとの美容トークでも「この成分、知ってる?」と思わず話したくなる話題の成分をご紹介します。 今回は加齢にともない変化する“細胞”に着目。「いきいきとした前向きな気分を維持しつつ、一時的な疲労感を軽減する」というキンミズヒキ由来アグリモール類の機能性を世界で初めて*²確認したファンケルのサプリメントにフォーカス。そのキー成分をご紹介します。

世界初*¹・ヒト臨床試験で確認! 加齢により増える細胞を除去する「キンミズヒキ由来アグリモール類」

マーケティング戦略統括オフィス 健康食品事業本部 健康食品商品企画部 商品企画第一G

山上隼平さん

 

加藤智一(以下、加藤) 今回ご紹介するのは、加齢により増える細胞を除去することで、前向きな気分を維持や一時的な疲労感を軽減するという機能性関与成分「キンミズヒキ由来アグリモール類」です。こちらは臨床試験によって確認された、世界初*²となるメカニズムということで、ファンケルにとっても革新的といえる研究結果になりましたね。

山上  ありがとうございます。“キンミズヒキ10年研究”の成果だと考えています。そもそもキンミズヒキ研究がスタートしたのは2015年のこと。当初は脳の機能に関与するものがないかと、約4000種ほどあるファンケルの素材ライブラリーをスクリーニングしていたのですが、そのなかでキンミズヒキに健康によさそうな働きがあることを発見しました。ただ、成分を解析していくうちに脳機能以外にも効果がありそうな手応えを感じていまして。そんな折、世間的にも社内でも加齢研究の研究が進み、キンミズヒキもその研究領域へとシフトさせたところ、2021年にヒトへの臨床試験において、キンミズヒキエキスが加齢により増える細胞を除去することを確認しました。

加藤 なるほど! キンミズヒキの深ボリ研究をしていった結果、たどり着いた成果だったのですね。今回の機能性では加齢により増える細胞を除去することにより「前向きな気分の維持や一時的な疲労感を軽減する効果」が得らえるということですが、これはキンミズヒキが身体に効くというより、気持ちや気分に働きかけるということですか?

山上 私たちが考えたのは、加齢の初期症状とは、筋肉や骨、脳機能といった健康悩みというより、不安感や疲労感といった気持ちのゆらぎにあるのではないか、ということでした。こうした気持ちの変化は自覚しにくく、放置すると加齢とともにじわじわ進行していく可能性があります。だからこそ、早い段階での、その根底にある身体の変化、すなわち加齢により増える細胞にアプローチすることが重要だと私たちは考えました。

加藤 加齢により増える細胞が、気持ちの変化を引き起こすのではないか、という仮定を立てたということですね。

山上 はい。そのため、まずは心理療法や薬物療法にも活用されている心理検査「POMS」を用いることで、弊社の試験としては最大級である84名の方に参加していただき、その機能性をテストしました。結果、キンミズヒキ由来のキー成分が「前向きな気分の維持や一時的な疲労感を軽減する」ことが確認できたのです。このことから、加齢により増える細胞にアプローチすることで、はつらつとした毎日をサポートできるのではないかと考えています。

加藤 そのキー成分がアグリモール類という物質ですね。


山上
 おっしゃる通りです。キンミズヒキのどの部分に効果があるのかを確認するために、エキスを分離させたのち、出てきた成分を細胞実験にかける……という作業を繰り返し、検証とスクリーニングを繰り返しました。そして約2年後に、「前向きな気分の維持や一時的な疲労感を軽減する」効果がアグリモール類で得られることを突き止めました。

加藤 根気が必要な手間も時間もかかる作業ですね……。そして、今作にはこのアグリモール類が配合されているということですか?

山上 はい。1カプセル中0.2mgのキンミズヒキ由来アグリモール類が配合されています。キンミズヒキは葉を煎じて飲んだり、若芽を天ぷらにしたりと食されてきたのですが、アグリモール類という抽出成分のみに焦点をあてた先行研究はなかなか無いことから、まずは安全性に対して最大限に配慮しました。そして、弊社としては約200名のかたに参加していただき試験も実施しました。その結果、1日あたり0.2mgが充分な効果と安全性を確保できることを確認しました。アグリモール類は脂溶性のため体内で代謝されて排出されるまで2,3日はかかります。そのため、1日1粒を継続することで、体内で一定量のアグリモール類がキープできると考えています。

加藤 その状態を12週間続けることで、今回の機能性が期待できるということですね。

山上 その通りです。もちろん個人差はありますが、臨床試験の結果では3か月連用で効果が得られているので、まずは3か月ほどお試しいただければと考えています。最近は物価高騰で将来的な不安感を感じたり、年齢を重ねることで新しいことを始めることに億劫になったり……と、そうした不安感を感じる人が少なくありません。身体的に不調を感じていなくても、そうした不安感は前向きな気分を損なう原因になります。そんな気力不足をケアするべく、ぜひ多くの方にこちらのサプリメントを手に取っていただきたい、そして、これから先もはつらつと活力ある日々を過ごしていただきたいと考えています。

*1…健康な人を対象とした臨床試験でキンミズヒキ由来成分の機能を世界で初めて論文報告した(PubMed、JDreamⅢ及び医中誌Webの掲載情報に基づく)
*2…ヒト臨床試験においてキンミズヒキ由来成分でQOL維持機能(活気活力の維持、一時的な疲労感の軽減)が世界で初めて論文報告された(PubMed及び医中誌Webの掲載情報に基づく)

スゴイ成分「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合した傑作

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美容ジャーナリスト

加藤智一


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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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