奇跡の66歳・天野佳代子だからこそ言える!「“冬美白”をしないと老け見え“冬ジミ”倍増」【あなたの未来へ繋がる美容・予言の書 第6回】
奇跡の66歳 天野佳代子だからこそ言える!「今こうすると、未来でこうなる」。今月の予言は?
今月の予言|“冬美白”をしないと老け見え“冬ジミ”倍増!
冬は“肌体力アゲアゲ美白”ですぐに対処を!
先月号にて「秋冬のお手入れ次第で肌未来が決まる」という恐ろしいことを提言させていただきました。これをきっかけに、スキンケアに本気で取り組んでくれる方がいらしたらうれしい限りですが、話はそれで終わりではありません。今月は「秋冬老化」に関してさらに深掘りしてみたいと思います。
既に覚えのある読者もいらっしゃると思いますが、秋冬のこの時期、いちばん最初に現れる肌トラブルは“シミ”です。夏の強い紫外線による影響で、初秋くらいから肌上に出現しはじめます。紫外線による肌老化はシワやたるみも同様ですが、真っ先に現れるのはシミ。なぜシミが最初なのでしょう。
シワやたるみの要因は、肌の深層にある真皮層で起こっているので、肌上に現れるまで比較的時間がかかります。しかし、シミは真皮層の上の基底層という浅い部分に存在するメラノサイトの活性化によって発生するものなので、肌上に現れるのが早い。しかも色が茶色だから、あからさまに目立つ。なんとかしたいとジタバタされる方も多いことでしょう。
私もそうでした。私が「初めてのシミ」を見つけたのは20代中盤。そのとき、エイジングの扉が大きな音を立てて開いたような気がして、深い絶望感を味わったことを覚えています。
シミはそこにあるだけで肌印象をガラリと変えてしまう程の威力をもっています。年齢を感じさせるし、清潔感を損ないます。できてしまったシミ、これから出てくるシミを解消するために、美白ケアは今こそです。
ただし、秋冬は乾燥もひどくなってくるので、肌代謝が悪化する時期。シミを改善させるには非常に不利な時期でもあります。そこで今月は、寒い時期にこそ使用していただきたい美白製品を下に並べてみました。最近話題の、美肌菌活性コスメです。
この美肌菌に関してはまた別の回で詳しくお伝えしたいのですが、簡単にいうと、もとからある肌の常在菌を活性化させて、肌のポテンシャルを上げてくれる役目があります。そこに美白成分が入っているので、肌の保湿力、代謝力などの肌体力を上げながらの美白成分投入で、一石三鳥以上の改善が期待できます。
秋冬になると美白アイテムに見向きもしなくなる人が多いようですが、「美白は秋冬こそ念入りに」を実践してくださいませ。
予言者・天野からのオススメ製品
皮膚常在菌に働きかけ、複合的な肌不調によって生じた「角層にごり」をケアする敏感肌向け美白美容液。
ディセンシア ホワイトF/L コンセントレート [医薬部外品] 36ml ¥7,150
常在菌をカギとするマクロバイオーム研究から発想を得た美容液。シミなどの「点」から乾燥くすみの「面」にまで効果を発揮。
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン n[医薬部外品] 40ml ¥17,600
美肌菌に着目した化粧水。シミ・そばかすを防ぎつつ透明感ある肌を目指すことができる。敏感肌もOK。
資生堂インターナショナル d プログラム ブライトニング クリア ローション MB[医薬部外品] 125ml ¥4,290
Profile
(c)青柳理都子
天野佳代子
美容ジャーナリスト。『美的』創刊当時からのエディターを経て現在は『美的GRAND』エディトリアルディレクター。年齢不詳な美肌がTV番組『マツコ会議』ほかで話題になり、初の美容本『何歳からでも美肌になれる!』は大ヒット中。YouTubeチャンネル『天野佳代子の大人美容』では「年をとるのが怖くなくなる」ための美容法を紹介して大好評。毎週土曜及び第1・3水曜20時配信予定。
\好評配信中/
天野佳代子の大人美容 【歳をとるのは怖くない】
『美的』2024年1月号掲載
文・マンガ/天野佳代子 文・構成/加藤絢子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。