スキンケアニュース
2011.1.27

大高博幸の美的.com通信(46)放っておけない、ちょっと前の新製品 Vol.2

資料とテスターの到着が遅かったために、発売前に告知できなかった優れモノを紹介するこのシリーズ。今回は、ドクタ・ルノー、イグニス、ランコム、計3社の5アイテムです。

ドクタ・ルノーの『バームデリコンフォート ノワドココ』(49g・¥9,240)。昨年11月下旬にリリースなしで届いたので新製品かどうかも不明でしたが、コレは9月からの新発売品。マスクとしても使える乾燥肌用のクリームです。ココナッツを象徴成分としていてモイスチャー&エモリエント効果が高く、カサつき・ゴワつき肌を即効的にしなやか肌に整えてくれます。“濃厚クリーム”と謳っている割には油膜感が強くなく、以下は僕の想像ですが、サラリとした軽やかさを演出するために、1種の粉体がブレンドされているような感触です。香りは確かにココナッツ風ですが、むしろバニラを想わせる高級なタッチ。
僕の奥さんの肌が相当乾いていた12月のある夜、「ナイトクリームの前に、コレでマスクしてごらん」と手渡しました。その後、とても眠くなったらしく、「あー、マスクを落とさなきゃ…」とブータレたので、「そのまま寝ても大丈夫」と言ったら、幸せそうな顔を一瞬してスヤスヤと眠ってしまいました。それ以来、度々借りにくるので、中身はそろそろ空っぽです。
詳しくは、www.dr-renaud.jpへ。

イグニスの『VQシリーズ』から、昨年9月下旬より発売中のコンセントレートタイプの3品。美白モノ(医薬部外品)なのに、製品名に“ホワイトニング”という単語が使われていない珍しいケース。フルでお試ししたら、うるおい以上のモッチリ感が肌に生まれたので、そのまま一晩眠ってみました。
なんと翌朝、肌が1〜2トーンも明るく透き通って見えたので、ビックリ&ハッピー(イグニスの美白って、昔から同様の驚きをもたらすアイテムがポツポツと出てくるので、遅れて届いてもお試しは不可欠)。以後4回使いましたが、その度に同じ結果が出る…。他とどこがどう違うのか、知りたくなってしまいます。乾燥×くすみが悩みの肌には特にオススメ。
イグニス VQ コンセントレート グロリアス ミルク(乳液)200g・¥10,500
イグニス VQ コンセントレート グロリアス ウォーター(化粧水)200mL・¥10,500
イグニス VQ コンセントレート バイタル スイッチ(クリーム)40g・¥12,600
詳しくは、www.ignis.jpへ。

ランコムの『タン ミラク クリーム』(クリームファンデーション)(SPF15・PA++、全7色、各¥5,775)。昨年10月末より発売中。このファンデーション、ほとんど宣伝されていません。ランコムでは大型新製品ラッシュだったため、置いてきぼりにされたような印象があります。コレについて一番言いたいのは、「この品質で、この価格!」というコト。お値段から「たいしたコトなさそう」と思われがちな点が、僕としては心配です。驚くほど軽やかなテクスチャーなのに保湿力満点。しかも薄くも厚くもつけられ、特にカバーしたい部分にトントンと付け足したら、それだけでコンシーラー並みのカバー力が得られたコトには感動しました。僕がランコムのBAなら、熱を込めて積極的にお客様に紹介します。全7色のカラーバリエも完璧で、他社も見習って欲しいくらいです。
詳しくは、www.lancome.jpへ。

では、また!!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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