タンスの肥やしは平均7個「使わずに眠る」コスメの使用期限は?
みなさんは、使わなくなって眠っているコスメがありますか? アイシャドウやリップなど、最後まで使い切らずに数年放置というものも多いのでは?
ノエビアグループ常盤薬品工業のメイクアップブランド『エクセル』が、18~34歳の女性1,000名を対象に行った、自宅の化粧台やポーチで「使わずに“眠っている古(コ)スメ数”とライフスタイルに関する実態調査」によると、使わずに眠っている古(コ)スメ数は、全体平均7.4個という結果が!
さらに、メイク好きな女性の平均は、15.5個と約2倍にもなり、最も多い人で84個という方も……。今回は、今さら聞けないコスメの使用期限についてお伝えします。
■使わないコスメの1位はアイシャドウ
上記の調査によると、メイクやお化粧品に興味がある方の場合は、約16個の古いコスメが眠っているとのこと。眠っているコスメのアイテム別ランキングは、1位はアイシャドウで、2位はリップ、3位はベースメイクと続いています。
同調査から、アイシャドウは「よく使う色が変わった」「持っていた色がトレンドではなくなった」など、季節や流行に合わせて使いたい色が目移りしてしまうことが多い様子。これが”タンスの肥やし”になる一因のようです。
リップに関しては、「季節の新色を試したくなる」「色が合わなかった」など、アイシャドウと同様の傾向が見られることに加え、「なかなか減らない」「失くしたと思って出先で買い足す」といった回答も見られました。
一方、ベースメイクでは「より良いものを見つけたので」と気に入る肌の仕上がりを求めて、新しいものに手を出した結果も見受けられました。
■コスメの適切な使用期限は?
一般的な化粧品の場合、未開封に限り3年ほどはもつとされていますが、一度でも開けてしまうと長い間の保存はできません。特に水分が多いアイテムは雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因にもなります。
アイシャドウはクリームタイプなら半年、パウダータイプなら1年を目途に。リップはグロスなら1年、口紅なら2年を目途にすると良いでしょう。
また、ベースメイクはパウダーファンデーションなら1年、リキッドは半年を目途に処分。アイテムに含まれる水分の量を目安に、早めに使い切った方が無難です。
保存する際は劣化が進まないように、日の当たらない涼しい場所などを選びましょう。さらに、清潔なスパチュラやブラシで肌にのせるなどの工夫によっても、化粧品の良い状態を保つことができますよ。
初出:美レンジャー ライター:庄司真紀
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