うるっと可愛い「うさぎメイク」!大人女子向け…柔らか顔のつくり方
雑誌などでよく見かける“愛され女子”の特徴といえば、やっぱりピンク色を使ったメイク。そんなピンキーメイクのなかでも、泣いた後のような儚げな顔に見える“うさぎメイク”をご存知ですか?
うさぎメイクとは、チークやアイメイクにピンクをふんだんに取り入れた可愛いメイクのこと。藤田ニコルなどの原宿系女子のイメージが強く、「若者向けでしょ……?」とオトナの女性はちょっと挑戦しづらいかもしれません。
そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、アラサー&アラフォーでも似合う“うさぎメイク”をご紹介します。黒色を使わずに仕上げるので、柔らかい印象に見せることができますよ。
■黒は使わない!柔らか「うさぎアイメイク」
まず、うるっと泣いた後のような血色感のある目元をつくります。
(1)アイシャドウ
下まぶたに淡いピンクのチーク(上画像A)を薄く伸ばしていきます。薄いピンク色なので腫れぼったくなることもなく、くすみを飛ばしてくれる効果があります。
次に、上まぶたのアイホール全体に赤茶のアイシャドウ(上画像B)をのせていきます。下まぶたの目尻部分にもBのシャドウを入れていきましょう。
締め色はあえて使わず、抜け感を出すことで柔らかい印象になります。
(2)アイライン
ペンシルタイプのブラウンアイライナー(上画像C)を使って、ラインを引いていきましょう。リキッドではないので、優しい目元がつくれますよ。
目尻は跳ね上げすに、目の形に沿わせて引いてください。下まぶたの目尻にもチョンチョンとスタンプ塗りをするとデカ目効果抜群です。
続いて、赤いペンシルタイプのアイライナー(上画像D)で、粘膜のピンク色を濃くしていきます。上下とも、まぶたのキワに薄く引いていきましょう。目のキワに赤味がプラスされることで、うるっとしたうさぎのような目に仕上がります。
(3)マスカラ
マスカラにも黒は使いません。ビューラーでしっかりまつ毛を上げたら、ブラウンのマスカラ(上画像E)をつけましょう。
下まぶたにもたっぷりつけると目に立体感が出て可愛いです。
(4)アイブロウ
眉毛は眉山に角度をなくしたアーチ眉に仕上げましょう。髪色よりワントーン明るい色(上画像F)で描いていきます。筆者は元々の眉毛が濃いので、なかなか柔らかく見えないので、細め&目頭を高くして少し下げ気味に描いています。
『美レンジャー』の過去記事「太眉は古い?プロがこの秋注目“最新の愛されトレンド眉”の描き方」では、アーチ眉の描き方が紹介されているので参考にしてみてください。
■横長チーク
今回は下まぶたに使ったチーク(上画像A)を頬にも使い、色のトーンを揃えましょう。
斜め上に広げるほどシャープで大人っぽい印象になってしまうため、柔らかい雰囲気にしたいうさぎメイクの場合は、ブラシを寝かし横に広げていきましょう。
外側まで広げすぎると顔が大きく見えてしまうため、鏡を見ながら目尻のライン辺りで止めてください。
■血色リップ
うさぎメイクは締め色となる黒を使っていないため、顔がぼんやり見える場合があります。普段ノーリップ、もしくはベージュ系のものを使っている方は、少し濃いめの色を使うといいかもしれません。
ナチュラルなコーラルピンクのリップに、赤いグロスを足してもツヤが出て可愛いですよ(上画像G&H)。
黒の締め色を使用しないことで、どこか抜け感のある“うさぎメイク”が完成します。今回使用したくらいのピンクであれば、若づくりには見えません。
デートや親しみやすさを出したいときに、試してみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:鈴木たかこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。