日本人にブラウンは似合わない?本当に似合う「アイカラー」の見つけ方
毎年秋冬になると流行するアイカラーといえば、ブラウン。今年も人気を集めているブラウンシャドウは、目元に深みがプラスされ、女性らしい雰囲気に仕上がります。
しかし、雑誌で見たモデルは似合っているのに、いざ自分で試してみると似合わないと感じている女性は少なくないようです。
そこで今回は、メイク講師の経験を持つ筆者が、ブラウンシャドウが似合わない原因と、より似合うアイカラーの見つけ方をご紹介します。
■日本人にブラウンシャドウは似合わない?
「日本人にはブラウンシャドウが似合わない」なんて説もありますが、そんなことはありません。しかし、そのように感じてしまうのには、ブラウンが持つ“色の効果”が関係しています。
もともとブラウンは肌に陰影をつけるのに向いている色であり、目元の彫の深さをより強調し、魅力的に見せることができます。日本人でも彫が深めの人は顔立ちを際立たせることができますが、凹凸が少ない顔立ちの人の場合、目元のブラウンの色が浮いてしまい、「どこかしっくりこない」と感じてしまうことも……。
とはいえ、流行のブラウンシャドウは押さえておきたいところ。そこで、ブラウンシャドウを使用する場合は、彫を深く見せるメイクを取り入れるのがおすすめです。たとえば以下3点を意識するだけでも彫がグッと深く見え、ブラウンシャドウが映える顔立ちに近づけます。
(1)眉の位置を下げ、目に近づけて描く
(2)眉頭同士の距離を近くする
(3)眉頭~鼻筋にノーズシャドウを入れる
眉頭の位置や眉の高さは、グッと彫を深く見せることができるので、意識してみてくださいね。
■ブラウンにも色々ある!自分にピッタリシャドウ選びのコツ
一言でブラウンと言っても、厳密に言うと色の種類は多岐に渡っています。黄味が強いブラウンもあれば、赤味が強いブラウンもあり、淡い色や濃い色など、ブラウンの中にも様々な種類があります。そして自分の肌や髪色によって似合うブラウンと似合わないブラウンが存在します。
「ブラウンシャドウが似合わない」と思っている人の中には、自分の肌や髪色と選んだカラーがマッチしていない可能性もあります。そこで自分の顔色をよく見せてくれる色、つまりパーソナルカラーを知り、それに合ったブラウンを選ぶのもおすすめです。
もし自分のパーソナルカラーをご存じないという方は、『美レンジャー』の過去記事「あなたの顔を“実年齢より若く美しい顔に見せる色”診断【前編】」を参考にして、一度チェックしてみてください。それぞれのパーソナルカラーにおすすめのブラウンシャドウは、以下です。
(1)スプリングタイプ・・・黄味が強い、ベージュに近い、やや明るい
(2)サマータイプ・・・ピンクブラウン、グレーブラウンなど
(3)オータムタイプ・・・黄身が強く濃い、ゴールドやカーキに近いブラウン
(4)ウィンタータイプ・・・赤味が強く濃いブラウン、こげ茶など
同じブラウンでもこれだけ色の種類が存在します。これらを参考に、自分により似合うブラウンシャドウを見つけ、流行のアイメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。