印象が変わる。面長さんの悩みをまるっと解消する、メイク術まとめ

顔が間延びしてみえるのがお悩みの面長さん。そのお悩み、ヘア&メイクで解消しましょう!骨格矯正級に変わる、小顔に見せるためのコツをたっぷりとお届けします。ちょっとしたコツで必ず変わるはず!ぜひマスターしましょう♪
こんな人が面長!「特徴」を写真でチェック
【タイプ1】
【タイプ2】
面長を解消する「6つのポイント」
【ポイント1】前髪は丸みをもたせて流す
- おでこはシェーディングよりも、前髪で削った方がより自然な仕上がりに。
- 斜めに流して、余白を減らしながら横のラインを作り、バランスの良い小顔を演出するのが狙いです。
- センター分けはNG!
【ポイント2】アーチ太眉で柔らかい印象に
- 眉下の太さをプラスして眉の位置を下げると、パーツが中央に集まりフェースラインまでもキュッと引き締まったような錯覚効果が得られる。
- 形はアーチに整えれば、男顔寄りな面長さんも柔らかい印象に。
【ポイント3】広く丸めにチークで余白感を埋める
- 小顔に見せるチーク=シャープに入れると思いがちですが、頰の面積が広い面長さんの場合は、広く塗って余白感を埋めるべし。
- 顔の横幅がタイトめなので、むしろ丸みを与えてバランスをとるくらいがベスト!
【ポイント4】のっぺり顔を払拭するハイライトを
- 頰が広いと、どうしてもメリハリに欠けてのっぺりと見られがち。
- ピンポイントに光を与えながら3Dフェースに仕上げれば、ほかのパーツの小顔メークもさらに生きます!
【ポイント5】縦に拡張したぱっちりアイで頰の広さを縮小
- アイメークは、上だけでなく下も盛ることで、頰の広さを縮小することが可能。
- 黒目の上下を重点的にボリュームUPすれば、フォルムが丸くなり、面長さんのシャープさも同時に緩和されます。
【ポイント6】フェースラインにふんわりボリュームをつけて丸く見せる
- つい顔周りの髪でフェースラインを隠したくなるけれど、面長さんの場合は縦の長さがより印象深くなるため逆効果。
- 耳横付近をふんわりとさせて、縦長→丸く見えるようなだましフレームを作って!
「ハイライト&シェーディング」で骨格を矯正


ヘア&メイクアップアーティスト
小田切 ヒロさん
- A.顔の上下を削るイメージで横に影を+!
「影色は削りたい部分にのせるのが基本。面長さんは顔の両サイドではなく、上下! 額は生え際まで、あごはあご裏~首筋まで丁寧になじませると、影色が浮きません」(小田切さん・以下「」内同)
- B.中央のくぼみと目の下に横長に光を+!
「面長顔さんは鼻筋など縦に光を入れるのは厳禁。中央のくぼみに加えて、目の下にも横長にツヤを足すと、一気に顔全体のバランスが整います」
- C.チークも横楕円に
「顔にのせる色はすべて『横』が合い言葉なので、チークも横長を意識。頬骨の高い位置に、狭めの楕円形にふわりとなじませて柔和さを演出」
【Side】
Point
・目の下に光を足すとき、涙袋はあけること。・すると目周りの骨格と陰影の差がついて、彫深に。


【BEFORE】
縦にずーんと長くてバランスが今イチ…骨がゴツゴツした印象もあり。
【AFTER】
全体にふっくらと柔らかい雰囲気に。間延び感もすっきり解消!
【How to】
- ベースを仕上げた後、鼻筋のつけ根~目頭、そして目の下のくぼみ部分に、1のクリームを点おきしてポンポンと横長になじませる。
- 2の右側のシェーディングカラーを額の上部とあご先にのせる。
【使用アイテム】
1.ハイライト
M・A・C|ストロボクリーム
微細なパールがくすみをはらい、ライトを当てたように輝く。
価格 | 色 |
---|---|
¥4,500 | シルバーライト |
2.シェーディング
THREE|コントラスト デュオ
薄づきなので、細かく重ねて調節しやすい。左はハイライト。
価格 | 色 |
---|---|
¥4,500 | 02 |
「4つのチーク」テクでしゅっと小顔に!
【1】「こ」の字チークで横幅をだす


ヘア&メイクアップアーティスト
KUBOKIさん
\やり方を動画でチェック!/
- チークを「こ」の字にいれて、横幅をだす。
- ぼかしやすいパウダーチークを。
【How to】
(1)にこっと笑って頬が高くなる位置をチェック。
(2)高い位置の上と下に「こ」の字を描くようにチークを入れる。ブラシは頬骨に向かうように動かす。
【2】「柔らかベージュ」ですっきり小顔に
「面長の人は頬がこけて見えやすいので、ベージュでも少し赤みを感じる色を選ぶとヘルシーな雰囲気に。頬全体に広めに入れて面積を引き締めた後、高い部分に横線を描くように重ねて、輪郭の縦長感を減らしましょう。1色でも立体感を出せる入れ方です」(長井さん)
【How to】
(1)チークブラシにチークをしっかり含ませ、手の甲などで量を調節。まずは頬の高い部分を囲むように、頬全体に幅広く入れる。
(2)ブラシの先端にチークを少量足し、頬の高い部分を通って真横に細くライン状に入れる。横のラインができることで面長感を払拭。
- 頬全体に広く入れ、高い部分に重ねて立体感


【使用アイテム】
THREE|チーキーシークブラッシュ
引き締めつつヘルシー感も出せる、しっかり焼き込んだようなレンガ色。さらっときめ細かくツヤがあるので、頬に丸みと立体感が出やすく、肌がキレイに見える効果も。
価格 | 色 |
---|---|
¥3,000 | 21 |
【3】「逆三角形チーク」で骨格矯正
「面長顔には穏やかな引き締め効果の明るめボルドーを選び、頬の中心に逆3角形に入れます。頬の面積をしっかり覆って、長さをカバーしつつ、縦長になりすぎないように形を調整して入れると、顔の長さを短く見せる効果が」(長井さん)
【How to】
(1)チークブラシはやや小さめのものが◎。ブラシにチークをとって手の甲などでなじませた後、頬の上側に横ラインを描く。
(2)ブラシにチークを足さず、(1)で描いた線の左右から下に向けて、逆3角形を描くように動かす。(1)→(2)を繰り返して適度に色づける。
- 頬の高い部分に横線を描き、下に向けて逆3角形に


【使用アイテム】
クラランス|ジョリ ブラッシュ
パール感で頬を立体的に見せてくれるボルドー。肌にしっとりなじみ、粉っぽさがないのでツヤのある女性らしい雰囲気に。頬の水分に応じて色づくので、濃くつけすぎないよう注意して。
価格 | 色 |
---|---|
¥4,500 | 04 |
【4】「きのこ形」チークで立体顔に
【How to】
- ほの赤ツヤベージュのリキドチークを指にとり、目の下すぐの上め位置スタートで、横長の楕円形に入れる。
- 目頭の下から眉尻の下くらいの横幅で、上下の長さは目の下すぐから頬骨のいちばん高い所の少し下くらいまでの長さに。
- 同じ色で、楕円の中央から下にちょんと縦長の丸をプラスにして、チークの全体を”きのこ形”にして、完成。
パーツの丸みを強調する「アイメイク」


ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
【How to】
- 薄いインディゴブルーカラーをアイホール広めと下まぶた全体になじませ透明感を出したら、それより濃いインディゴブルーを細チップで黒目上下のキワに。
- シャドウの影効果で黒目を拡大し、求心的な目元に。
オーバー「リップメイク」でふっくらとした唇に


ヘア&メイクアップアーティスト
小田切 ヒロさん
【How to】
- やや男っぽい印象の面長顔さんは、唇にボリュームを出すと女らしく。
- 横幅を意識し、上下は約1mm、口角側は約2mm厚めにブラシでラインをとって。
面長カバーする「3つの髪型」
【1】前髪は下ろして面積をカバー


ヘア&メイクアップアーティスト
KUBOKIさん
\やり方を動画でチェック!/
【How to】
(1)前髪の根元を水で軽く濡らし、生えグセを直す。
(2)前髪を放射状にブラシでとかしながら広げ、ドライヤーで乾かす。
(3)根元から毛先にかけてブローし、前髪に立体感を作る。
【2】「内側ワンカール」でバランスよく
【How to“ベース”】
- ベースは、まっすぐで厚みのある切りっ放しで甘さ控えめに。
- 面長が強調されないよう、髪の内側を軽くしてアイロンでワンカールに巻き、バームでくしゃっとさせて量感を出す。
担当サロン:broocH 柳 亜矢子さん
【3】Aラインの「ニュアンスカールボブ」ですっきり見せ
【How to“ベース&カラー”】
- 裾を平行ラインにカットし、なじむ程度にレイヤーを。
- スタンダードなAラインボブを今っぽく見せるには、シースルーバングを合わせて。
- 透明感のあるブラウンで品良く仕上げる。
担当サロン:GARDEN Tokyo 津田 恵さん
*価格はすべて税抜きです。