“朝日を浴びると眠気が覚める”ってウソ?ホント?真相を快眠セラピストに直撃!
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“睡眠”について。太陽の光を浴びることが、快眠へ繋がるって…ウソ? ホント? 快眠セラピスト・三橋美穂さんにお答えいただきます。
Q:朝日を浴びると眠気が覚めるってホント?
ドラマやCMでよく目にするのが、朝目覚めた主人公がカーテンを開き、太陽の光を体いっぱいに浴びるというシーン。実際は、朝眠くてそれどころじゃない~なんて人も少なくないはず。朝日を浴びると眠気が覚めるっていうけど、本当にそうなんでしょうか。
さっそく、この疑問を三橋先生にぶつけてみました! 果たして先生の答えは……?
A:本当
「朝日を浴びることで3つの効果があります。
1つめは、体内時計の針が前に進み、リセットされること。2つめは、脳の中から出ている眠気の元である“メラトニン”の分泌が止まり、脳がスッキリ目覚めること。そして3つめは、やる気を高めたり、気持ちを明るくしてくれる神経伝達物質の“セロトニン”が分泌されることです。
太陽光は、全身にある体内時計の親元であり、脳の奥深くに存在するマスターロックをリセットしてくれるんです。体内時計が整うと、睡眠や自律神経、ホルモン分泌などのリズムも整ってきますよ」(三橋先生・以下「」内同)
朝食は体内時計の調整だけでなくダイエットにも有効
「起床したら、1時間以内に朝食をとり、体内時計のリズムを合わせましょう。体内時計をピタッと合わせてくれるのが朝食なのです。忙しいからといって朝食を抜いてしまっているのなら、もったいない……! 体内の時計がバラバラに動いていると、頭は目覚めているのに体は寝ているというような、ちぐはぐとしたアンバランス状態になってしまいます。
また、朝食を抜くと代謝が落ちるため、かえって太りやすくなってしまうことも。朝に食欲がないときには、みそ汁や野菜スープなどでもOKですよ」
朝どうしてもエンジンがかかりにくいときは、20~30分程度、ニュースを読んだりしながら日射しが入る窓際で過ごすのも効果的とのこと。ぜひトライしてみてくださいね。
■スリーピース・カフェ
文/木土さや
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