1日3分で寝つき激変!? 「末端冷え性改善ヨガ」で手足ぽかぽか
手足が氷のように冷たくなる末端冷え性。この冷えが睡眠の質と関係していることをご存じでしょうか。私たちの体は、夜になると体にたまった熱を下げるために手足の末梢の血管を拡張させて血流の量を増やし入眠体制に入るのですが、末端が冷えているとそうもいきません。つまり、末端冷えは睡眠にも影響を与えるのです。
今回は、ヨガインストラクターである筆者が、寝つきを悪くする元凶“末端の冷え“を改善する動き3つをお伝えしたいと思います。
足指を開いて刺激
足の指は、靴の中でギュッと縮こまったまま長時間動かされることがないパーツ。足の指をしっかり開放し、毛細血管の血流を促してあげましょう。
(1)床に座る
(2)右足を伸ばしてその上に左足を置き、右手の指を左足の指に絡める
(3)左足の指先を動かす
※ つま先がじんわりと温まってくるまで続けましょう
(4)反対側も同様におこなう
第二の心臓・ふくらはぎを刺激
ふくらはぎの筋肉にはポンプの役割があり、血液の循環を助けて冷えやむくみの改善に働きかけてくれます。ふくらはぎを軽く刺激して、下半身の血流を促進しましょう。
(1)床にひざ立ちになる
(2)左のふくらはぎの上に右足の甲を置く
(3)(2)の上を目がけてゆっくりとお尻を下ろし体重をかけたら、呼吸を5回繰り返す
※ 痛みが強い方は床に手をついて体重を分散する
(4)反対側も同様におこなう
手足ブラブラ運動をする
手足を心臓よりも高い位置に持ち上げてブラブラ動かすことで、末端の血流をサポートする効果が期待できます。手足のだるい疲れの改善にも役立ちますよ。
(1)床に仰向けになる
(2)手足を天井に向けて持ち上げる
(3)手足をブラブラ動かす
※ 手足がじんわりと温まってくるまで続けて!
どれもとてもシンプルなエクササイズで、3分ほどやれば十分。その日の冷え具合に応じてフルでおこなってもよいですし、どれか1つだけでもよいでしょう。
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚めてしまう」とお悩みの方は、入眠前のひとときに末端冷えのケアをしてみてはいかがでしょうか 。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
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