大野真理子さん「自分が幸せになれる美容法で楽しくケア」|やらないことルールで「ずっとキレイ」を手に入れて
美容はあくまでも楽しく!大野真理子さんが美容を楽しむために取り入れている「しない美容」法を教えていただきました。「しない哲学」を参考にして、ずっとキレイを目指して♪
「PETTERS」取締役 大野真理子さんの「しない哲学」
“幸せは心の中にある。それを管理できないことはやらない”ケアを義務化したり、ルールにしたら楽しくない!
Instagram(@skinholictokyo)で「趣味が皮膚の服屋」と名乗っている大野真理子さんは、フォロワーの美容相談に乗る程美容知識が豊富。
「ふたり目の子供を出産した後に日光アレルギーになり、スキンケアに注力するようになりました。肌がキレイといわれると素直にうれしくて、テンションが上がるからケアをしています。だから、ストレスになるようなケアはしません。情報があふれている今、悩んでいるなら“やってみて幸せを感じるか”を美容の指標にするのも手かと。美容は義務ではないし人それぞれ違うから、自分がハッピーならいいと思います」
一.“今”だけを見すぎない
「今漠然と将来に不安を抱えるのではなく、10年後を想像して“逆計算ケア”をしています。30代のときは40代で白髪に悩むだろうから、カラー剤を頭皮につけないようにしてきました。40代の今は、50代になったときに健康が大事だと思うだろうから筋肉貯金中」
二.あごを上げない
「フェースラインがすっきりと見えるからあごを上げるようにしていたのですが、ピラティスの先生に“首の後ろが詰まって血流が悪くなり、たるみにつながる”と聞いてやめました。基本姿勢は、肩を下ろしてあごを引いています」
やるならこう!
三.使うアイテムも場所も決めつけない
「顔だけを意識せず、流れでデコルテや手までケアすることも。特に1日に何度も洗う手は、ベッドサイドにコスメを置いて寝る前にケアをすると習慣化しやすいですよ」
「生理周期に合わせて使うコスメを選ぶのが好きですが、必ず取り入れるのはビタミンC。濃度の高いパックができるマスクと、好きすぎて自分でプロデュースしたサプリメントは常時取り入れています。」
スキンケアファクトリー myEVERY フレッシュCマスク(専用希釈水付き) 1回分 ¥880
サウルス mミューキーukii ビタホリックC 90粒 ¥4,290
全部隠すのではなく服が作る影を生かす!
「メイクと同じで、洋服で全部隠そうとするとアンバランスになりがち。着たときにできる影をチェックして、カバーしたいところに影が入るようなデザインを選んでいます。あと、立ったときにおなかとお尻に力を入れるのも忘れません」
Profile
大野真理子/おおのまりこ
上品で手に取りやすい価格が魅力のファッションブランド“Tocco Closet”を運営。
『美的』2021年10月号掲載
撮影/濱田茉里(AKA) ヘア&メイク/室橋佑紀 構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。