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2020.12.7

胸の形にあっていないブラをつけていると、バストのエイジングが早まるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、バストについて。胸の形にあっていないブラをつけていると、バストのエイジングが早まるって…ウソ? ホント? ワコール広報の伊藤亜弥さんにお答えいただきます。

Q:胸の形にあっていないブラをつけていると、バストのエイジングが早まるってホント?

バストに合わないブラをつけていると、本来あるべきバストのお肉が背中へ流れてしまうなど…恐ろしい話を耳にしたことがある人も多いのでは?

さっそく、この疑問を伊藤さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:ホント

「実は、バストの下垂は20代から始まっています。個人差はあるものの、エイジングによるバストの変化は誰にでも訪れるもの。バストは乳腺と脂肪、それらを支えるクーパー靭帯などからできています。筋肉ではないため、運動などで鍛えることはできません。

自分のバストに合わないブラジャーをつけていると、バスト自体にかかる重力と、揺れなどの外部からの刺激が長時間継続し、バストを支えるクーパー靭帯にストレスがかかり伸びてしまいます。これがバストの加齢変化を早めてしまう要因になるのです」(伊藤さん・以下「」内同)

ブラが合っていないと、どんなサインが出る?

「ブラジャーには寿命があり、永久に使えるわけではありません。なんとなく感じる違和感に敏感になって。ブラジャーがカラダに合っていないときのサインは、ざっと数えるだけでもこんなにあります」

  1. ブラのカップが胸から浮く
  2. 胸がブラの上側にはみ出す
  3. ブラのカップにしわができる
  4. ブラの中心がカラダから浮く
  5. ブラの前中心や、脇に圧力がかかる
  6. ブラのアンダーバストがくいこむ
  7. ブラのアンダーバストの前中心が浮く
  8. ブラのアンダーバストが苦しい
  9. 腕を上げるとブラも上がる
  10. ブラのカップ内側の下の方にすき間ができる
  11. ブラのストラップがくいこむ
  12. ブラのストラップがずれる、落ちる
  13. ブラのワイヤーが胸にくいこむ
  14. バストラインが下を向く
  15. ブラの脇にしわができて、たるむ
  16. ブラの背中のホック部分が上がる

正しいブラの試着法とは?

「採寸したサイズだけでは、カラダに合ったブラジャーは選べません。同じサイズのブラジャーでも体型、肉質などにより選ぶブラジャーが変わります。必ず、試着をして自分にあったブラジャーをセレクトして。試着の際は、以下のポイントを意識すると、バストの印象がぐっと変わりますよ」

◆ポイント1

ストラップを肩にかけて、ブラジャーの下側を持ち、からだを前に倒してワイヤーをバージスライン(バストの付け根)に合わせる

◆ポイント2

バストをカップの中に入れて、そのままの姿勢で後ろのホックを留める

◆ポイント3

前かがみのまま、右手で右のカップのストラップの付け根を少し浮かせ、左手で右側のバスト全体を包み、やさしく持ち上げる

◆ポイント4

からだを起こして、ストラップと肩の間に人差し指が1本すーっと通るぐらいにストラップの長さを調整する。反対側も同様に行う

(※提供:ワコール)

「カラダにあったブラジャーはバストラインを美しく整え、揺れを軽減し、快適な動きをサポートしてくれます。自分のからだの“いま”と向き合って、とっておきのブラジャーを探してみてくださいね」

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伊藤亜弥さん


ワコール公式サイト ▶︎

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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