大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
今回私が参加したのが、プレミアムな客船「ゲンティン ドリーム」での船旅。 シンガポールから3泊4日で、マレーシアのペナン島、タイのプーケット島に立ち寄ってシンガポールの港に戻る、人気スケジュールのクルーズです。
そんな4日間の船旅も、だんだん佳境に近づいていきます。3日目は、朝からお昼頃まで、2カ所目の寄港地、タイ・プーケット島を満喫しました。
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船内へ戻った後は、お待ちかねのスパフロアへ。
もちろんスパは、私がこのクルーズで何よりも楽しみにしていた体験のひとつ。「ゲンティン ドリーム」には、アロママッサージなどが受けられる西洋スタイルの「クリスタルライフ スパ」、フットマッサージや指圧に癒される「クリスタルライフ アジアンスパ」の2種類のスパ施設があります。
寄港地を歩き回った後におすすめなのが、5Fの「クリスタルライフ アジアンスパ」。
足マッサージや指圧が中心で着替える必要のない施術も多いので、気軽に立ち寄れます。私もこの日は、フットマッサージを受けました。(60分:SGD55+15%のサービス税)
ひとりひとりのスペースが広く、マッサージチェアも実にゆったり! 大きなバイタリティプールもあるので、施術前に身体を温めてからマッサージを受けると、さらに満足度が高まるでしょう。
熟練セラピストのマッサージはぐいぐいとツボに入り、観光の疲れもすっかりリフレッシュできました。
開放感のある景色を見ながらアロマトリートメントを堪能したいなら、15Fにある「クリスタルライフ スパ」へ。
バラエティ豊かなトリートメントメニューの中でも特徴的なのは、「クオーツ・クリスタル・ベッド・マッサージ(90分:SGD220+15%のサービス税)」。クオーツ(パワーストーンの一種の鉱物)を敷き詰めたベッドの上で、ハーブボールを滑らせながらマッサージを受けるシグニチャートリートメントのひとつです。
ハーブ入りのアイピローとクオーツベッドの上に横になると、ゴーンという心地よい音が響き、温かいハーブボールが身体の上を滑っていきます。早くも心地よさに夢うつつに。
約50度に温めてあるクオーツを敷き詰めたベッドは、クーラーで冷えてしまった肌に適した、ほどよい温かさ。「横になっている間にじんわりと汗をかくので、デトックス効果も見込めますよ」と、担当セラピストのShaulaさん。
あお向けになった後も、身体全体を温かくやわらかな点で支えられるような、クオーツの心地よさは格別でした。
更衣室には2種類のサウナやバイタリティプールが完備されているので、トリートメント前後の時間もたっぷり確保して、ゆったり過ごすのがおすすめです。
スパで施術を満喫したり、フィットネスで汗を流したら、健康的な食事を楽しみながら、ゆっくり余韻を味わいたいもの。
そんなときは、スパに併設されている「クリスタルライフ キュイジーヌ」へ立ち寄ってみましょう。
鮮やかな赤(写真右)のドリンクは、「ウーマンズ・ケア」という名前のスムージー。バナナやビーツ、ヨーグルトがミックスされ、ジューシーで濃厚! ほかにも「フォーエバー・ヤング」「リキッド・サンシャイン(写真左)」など、可愛いネーミングのドリンクが揃っています。
フルーツの盛り合わせは、大きなベリーに南国らしいマンゴーやドラゴンフルーツがたっぷりと入っていて、果物ラバーの私にはたまらないメニュー! アボカド入りのヘルシーなロールやナッツのタルトなど、お食事やスイーツの用意も豊富です。
船内には、ほかにもビューティー&ウェルネス関連の施設が充実。ヘアスタイリングやマニキュアなどができる美容室、男性専用の床屋さん、最新のマシンを備えたフィットネスセンターなどがあるので、ぜひぐるりと歩き回ってみてくださいね。
さて、この日は船上で過ごす最後の夜だったので、まだまだ華やかな楽しみが残されています。
夜にメインプールで開催される「ドリームナイト」は、3泊以上のクルーズで、最終日の前夜に行われるプログラム。海上には盛大な花火が打ち上げられます。この日は風が強く、残念ながら花火は中止となってしまったのですが、会場ではダンスパーティーが行われ、大いに盛り上がっていました。
参加は自由で無料ですし、堅苦しいドレスコードもありません。船は広いので、静かに過ごしたい場合は、遠くにライトアップを見ながらテラスで乾杯したり、ジャグジーを満喫することもできます。それぞれが思い思いに、煌びやかなクルーズの夜を満喫できますよ。
今回「ゲンティン ドリーム」に乗船して、船旅とは移動手段にとどまらず、乗っている時間そのものが、旅の大きなエンターテインメントであり、目的になるのだなと、しみじみ感じました。
<取材協力>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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