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2026.3.29

奇跡の69歳・天野佳代子さんが進化を続けていく“美容の未来”を予測|『美的』創刊25周年特別寄稿

美容メディアの黎明期から第一線でトレンドを取材し発信してきたレジェンドふたりが語る、『美的』誕生から25年のヒストリー。美容はなぜこれほどまでに進化したのか。そして2026年、さらに進化を続けていく未来予測まで。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2026年5月号

2026年5月号

5 月号

3月21日頃発売 ¥1,550

『美的』は今月、創刊25周年を迎えます。 これもひとえに、支え続けてくださっている読者の皆様のおかげです。 本当にあり…

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素晴らしき美容の「25年」、そしてはじまる輝く「未来」

「生まれつき美人です」よりも「努力してるからキレイです」。コスメの進化が、それをかなえてきた

美容ジャーナリスト

天野佳代子さん

かつて美容は“隠すもの”でした。例えば『美的』創刊以前に私はエディターとして、真珠のような美肌で知られる大スターにインタビューしたことがあります。美容の秘訣を聞いても、「特別なことは何もしていません」と言われてしまって愛用の化粧水ひとつ教えてもらえませんでした。今振り返れば、それは秘密主義というよりは時代の価値観だったのだと思います。

当時の女性にとって美しい人とは“元からキレイ”な人。生まれつき目鼻立ちが整っていて、なおかつそのピークは20代のうち。後天的な努力で美人になれるとか、年齢を重ねる程に魅力を増していくなんて発想がなかったから、宿命にあらがおうとするような努力は人に見せない、というのが常識だったのです。

かくいう私自身も、60代に近づいたとき『年齢的に読者からかけ離れた存在に思われそう…』と自分の年齢を伏せて情報発信すべきか迷ったときがありました。でも『美的』編集部の後輩エディターから、絶対に年齢をアピールした方がいいと強く勧められ、公表することにしたのです。69歳の今、私が今の自分でいられるのは、地道に美容に取り組んで努力してきたから――そんな風に年齢や美容のことをオープンに語れるようになったのは、間違いなく『美的』登場以降のことなのです。


創刊号 2001年 5月号特集『雪のように清らかな美白肌 答えは今、ここにある!』
創刊当時、ディオールのスキンケアが「DNA」というキーワードを打ち出し、遺伝子コスメブームの幕開けに。スキンケアは、研究力や技術を読み解く時代に。


2004年 7月号特集『絶対焼かない! 固い決意とこのマニュアルで!』
外遊びの日だけでなく、日常でも紫外線を防御することがこの頃から一般的に。スキンケアUVなども誕生。


2007年11月号 特別付録 特製メッシュポーチ


『美的GRAND』2020年秋号 ミネコラ付録紹介ページ
付録といえばオリジナル美容グッズが主流だった時代から、徐々にコスメサンプルがつく流れへ。『美的』のお姉さん雑誌『美的GRAND』で豪華ヘアケア3品セットがついたことも。

美容はこっそりと隠れて行うものではなく、もっと前向きで楽しいもの。そんな風に変化した理由のひとつは、コスメの技術が目覚ましく進化したことにあると思います。信じられないかもしれないけれど、25年前にはまだまだ、使い心地に負担を感じる化粧品がたくさんあったんです。「塗るとキシキシ・ガサガサとする日焼け止め」とか「唇がカピカピに乾いてしまう口紅」とか。お化粧は肌に良くない、という考え方も根強くて、私が20代のときに付き合っていた彼は「ファンデーションはつけないで」とまじめに言ってくるような人でした。そんな価値観の中では美容のことを隠したくなるのも仕方がないですよね。

ところがどうでしょう。今はメイクをしている方が肌にいい、という時代になっています。ベースメイクをすると、日差しや乾燥から肌が守られてダメージを受けずにすみます。しかも皮脂のバランスも整えてくれて一日中サラサラとした気持ちいい感触の肌で過ごせます。もちろん、気になる色ムラやくすみだけじゃなく、最新の粉体技術で毛穴やキメの乱れまでなかったことにしてくれる。その上で、夜にクレンジングをしてみると朝よりも肌の調子が上向いている美容液効果があるのだから、絶対に使った方がいいんです。そして、美容の進化は生まれつきのコンプレックスや年齢の呪縛からも私たちを解放してくれつつあります。

例えば生まれつきのくせ毛が気に入らないのだとしても、今は毎日のヘアケアで矯正効果が狙えるアイテムがたくさん出てきているし、サロンに行けばかなり高いレベルのナチュラルな髪質改善をかなえることができます。エイジングケアも、最近は老化細胞そのものを食い止めたり除去したりする技術が登場しています。新しい技術なので今はまだ高額なものが多かったりするけれど、一般的になってきたら、いよいよエイジレスな時代がやってきそうですよね。


2010年5月号特集 森 絵梨佳さん出演『Dior サンク クルールのすべて』
ビューティモデルとして15年以上第一線で活躍し続ける森絵梨佳さん。令和のエイジレスビューティを体現。


2025年2月刊行 大野真理子さん著書
生まれつきの容姿や若さと関係なく、美と幸せはつかめる、と説く新時代の美容家・大野真理子さん。

私は美容を信じています。筋トレをすれば年齢に関係なく筋線維が増えていくように、もっとキレイになりたい! 絶対なれる! という欲求が、その人の未来を変えていくと思うのです。だから欲張りに、どんどん新しいコスメや美容法を試してほしい。私自身、これからも一生美容を楽しんでいこうと思っています。

\記憶に残る、歴史を変えた逸品/


2006年2月号ベスコス特集で受賞した「デジャヴュ ファイバーウィッグ 塗るつけまつげ」。落ちない、ダマにならないフィルムタイプが画期的。現在は進化して4代目に。


強い日焼け止めは肌に負担が…という思い込みを完全に払拭した「ラ ロッシュ ポゼ」の日焼け止め。使い心地はもちろん仕上がりの美しさも画期的。


2024年2月号 ベストコスメ特集受賞「SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション」。美容液でメイクするという新しく、わかりやすいコンセプトが、美容賢者、『美的』読者ともに支持された。


2017年に、日本初のシワ改善コスメ「ポーラ リンクルショットメディカル セラム」[医薬部外品]が登場。エイジングケアの未来が大きく前進。その後、レチノール、ナイアシンアミド…と次々とシワ改善成分が登場。


体の中から老化細胞に働きかけるサプリ「ファンケルウェルエイジ プレミアム」。発売から話題となり、2025年12月のベストコスメ特集でも受賞。

そして2026年、美容はさらなるステージへ


今まで難しかった、カールキープ×お湯オフを新技術で両立。
「マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ネオラッシュ」(資生堂)


ロングラスティングファンデの元祖的存在が進化。より薄づきで心地よく36時間持続。
「ダブル ウェア ステイイン プレイス メークアップ N」(エスティ ローダー・ 3月6日発売)

ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ Nの詳細・購入はこちら

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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撮影: 宗高聡子

スタイリスト: 山本遥奈

構成: 山崎友利花、もりたじゅんこ

SOURCE: 美的 2026年5月号

2026年5月号

5 月号

3月21日頃発売 ¥1,550

『美的』は今月、創刊25周年を迎えます。 これもひとえに、支え続けてくださっている読者の皆様のおかげです。 本当にあり…

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