大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
“クルーズ”と聞くと、どんな旅の様子を思い浮かべますか?
「ドレスアップしないと浮いちゃう?」「富裕層だけのもの?」と、なんだか敷居の高さを感じてしまう方も少なくないのでは。
でも実は、クルーズは代金の中に食事や施設の利用、イベント参加、移動費などがほぼ全て含まれ、とてもコストパフォーマンスが良い旅の手段なのです。
各社のクルーズ船はそれぞれ個性がありますが、今回私がレポートしたいのは、アジア初のプレミアム客船として 2016 年秋に登場した「ドリームクルーズ」、その第1船となった「ゲンティン ドリーム」での船旅。
この船の大きさを一言で表すと、とにかく巨大! 総重量15万トン、全長335メートル、19F建て。乗客3,300名超に乗員が約2,000名を乗せて、東南アジアの国々をまわる大型客船です。東京タワーを横にした長さと同じくらいの大きさで、まさに大型のホテルやマンションがそのまま海の上を移動しているようなイメージです!
そんな巨大な船の中は、ラグジュアリーとカジュアルさが上手に溶け合うような雰囲気で、女性同士や家族連れにとって大きな魅力が詰まっていることを実感しました。今回の記事では、まず概要としてゲンティン ドリームが船旅デビューに相応しい理由をまとめてお届けします!
クルーズ代金には、いくつかの無料レストランの食事が全て含まれています。ビュッフェスタイルのレストランの食事は驚くほどバラエティ豊か!
中華料理のセットメニューのあるレストランなどの利用も含まれているので、十分お腹が満たされるでしょう。
有料レストランやパレスタイプの客室専用のレストランを含めると、なんと35カ所もの数の飲食店があります。滞在中にまわり切れないほど!
船内では、ステージ付きの大きなシアターや館内のラウンジスペースで、レベルの高いショーの数々が楽しめます。
そのほか、西洋と東洋の 2 スタイルで展開する開放感あふれるスパ、インターナショナルブランドを取り揃えた免税ショップなど、国籍や老若男女問わず楽しめる多様な施設が満載!
キッズクラブ(2~12歳のお子さん向けの託児所)もあるので、お子さん連れの旅でも、大人だけの時間をゆっくり持つことができます。
クルーズの最大の醍醐味が、移動している時間を遊びや癒し、休憩の時間としてそのまま活用できることではないでしょうか?
6種のウォータースライダーを備えたプールや、真下が海となっていてスリル満点のジップライン、ボーリング、ビリヤード、カラオケに卓球、ボルダリングまで、なんでもあるのですから!
地上で楽しめるほぼ全てのことを船上で同じように体験でき、さらに船だけで体験できることも加わるのだから、クルーズの魅力は計り知れません。
日頃の疲れを癒したい旅は、堅苦しくないファッションで楽しみたいですよね。ドリームクルーズでは、厳しいドレスコードは定められていないのも気軽に参加できる点です。
日中はカジュアルな装いで、夜はスマートカジュアル(男性はジャケット着用、女性はワンピースなど)、少しドレスアップした服装でナイトライフを満喫すると気分が上がりますよ。
もちろん船内はホテルと同じようにクーラーがきいているので、カーディガン、ショールなど、羽織るものがあると良いでしょう。
私も乗船するまで知らなかったのですが、クルーズでは、パスポートは乗船時に預け、クルーズ船の運行会社が各人の出入国の手続きをまとめて行ってくれるので、別の国への入国もスムーズ!
また、スーツケースなどの大きな荷物も客室に置いておけるので、荷物の管理に頭を悩ませず、寄港地を身軽に楽しめるのも大きなメリットです。身軽に観光できるのは、とくに女性同士や小さなお子さんと一緒の旅では治安の面からもありがたいですよね。
寄港地では、各種ツアー(有料)に参加しても、思い思いに歩きまわっても、空いている船上でスパやアクティビティを楽しむなど、集合時刻までそれぞれが自分のスタイルで気ままに過ごせます。
シンガポール発着の航海では、穏やかなマラッカ海峡をクルージングするため、滞在は実に快適!
さらにドリームクルーズの客船には、船の揺れを抑えるためのスタビライザーが搭載され、航海士ができる限り気候の良い海域を選んで航海するので、揺れて不快な思いをする可能性はほとんどありません。
私は以前、日本近海を規模の小さな船でクルージングしたことがありますが、その時は断続的に続く激しい揺れで、体調を崩す方もしばしば……。今回はそのときのクルージングとは雲泥の差で、まるで地上にいるかのような感覚に驚きました。
もちろん船内には、医師や看護師も乗船しているので、いざと言うときも安心です。
一日中船内にいても飽きることのない、クルーズの魅力。次回は、バラエティ豊かな客室や、アジアンホスピタリティの行き届いたスパなど、心地よい洋上時間の過ごし方をお伝えします。
<取材協力>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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