ライフスタイル特集
2011.8.21

夫のシャツについた赤~い口紅を完全に取り去るやり方

よく昔のドラマで見かけた、“帰宅した夫のシャツに赤い口紅の跡がついている”シチュエーション。大抵の場合は夫の浮気を疑った妻が「何コレ!」と詰め寄る様子が想定できるのですが、もしかすると妻の心情は、「このシャツ高いのに……! 口紅は油分を含んでるからシミが落ちないのよ!」という主婦的視点から怒っていたのかもしれません。

そのくらい、口紅やファンデーションなど化粧品は油性のものが多く、油分を含んでいるシミを落とすことは、かなり難易度が高いのです。特に赤など、色味の強いものはなかなか落ちてくれません。

そこで、知っておけば役に立つ、化粧品(油性)のシミの落とし方をご紹介します!

 

■知っておきたい、シミ抜きのポイント

1. 落ち着いて、でもなるべく早急に行うこと!

シミができていることに気付いたら、なるべく早くシミ抜き処置をしましょう。とは言え、慌ててこすると逆に、布地の内部にまで汚れがしみ込んでしまい、一層落ちにくくなってしまいます。

2. 『ベンジン』を使用、なければクレンジングオイルで代用!

ちなみにベンジンとは、シミ抜き剤のことです。(薬局などで購入できます)もしも、外出先ですぐに購入できそうもなければ、コンビニで売っているクレンジングオイルでも代用可能です。

3. 実践:上手な落とし方

指先でつまみながら洗うか、綿棒かハブラシでシミの部位はたたきながら中から汚れを落とすイメージです。汚れがだいぶ落ちてきたら、洗濯機で普通に選択します。

4. 『ベンジン』でダメなら速やかに後処理を!

『ベンジン』で汚れ落としを行ったあと、アルコールをしみ込ませた白い布で叩き出します。それでも残ってしまうようなら、アンモニア水滴加中性洗剤を使用することをオススメします。色が抜けそうな素材などはご注意ください。

 

出先なら“クレンジングオイルでも代用できる”ところが嬉しいですね! 男性の方も、是非帰宅前にこの処置を行っておいてみてはいかがでしょうか?

ただし、下手すると“証拠隠ぺい”だと思われるかもしれませんが……。

初出:美レンジャー  ライター:鈴木絢子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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