ボディケア
2021.4.6

「足のむくみ」の原因やセルフケア方法は? プロが答える女性の体悩みQ&A

病院に行くほどではないかもしれないけど、なんだかつらい…そんな30代女性のリアルなお悩みの解説&解決法を、知識や経験の豊富な『美的』選抜ドクターたちが教えてくれました。

Q.生理痛に加えて、頭痛や足のむくみもひどいんです…

A.生理前から激減する女性ホルモンの仕業。低用量・超低用量ピルの服用で軽減できます

「生理に随伴して頭痛が起きるのは、月経期に女性ホルモンの分泌量がストンと一気に下がることが原因です。生理前のPMSで痛む人もいれば、生理痛と重なる人も。一方むくみは、体内に水分をため込む性質のプロゲステロンがたくさん分泌されたことで起こります。本来は、生理中よりも生理前がむくみやすく、生理が始まると解消されます」(吉形先生)

 

月経困難症には超低用量ピルが有効
「こういった女性ホルモンの変動に伴って起こる不調は『月経困難症』とされ、低用量・超低用量ピルを使った治療が国から推奨されています。ただし片頭痛がある人はピルを内服できないので、必ず医師に相談を」(吉形先生)

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ピルは卵胞ホルモンの含有量によって低用量(1錠に30 〜40μg)、超低用量(20μg)に分類される。避妊には低用量ピル、月経困難症の改善には超低用量ピルを多く使用。なお日本では、月経困難症の治療について使用される低用量ピル「ルナベルLD」と超低用量ピル4種のみが保険適用で、相場は1シート¥2,000~3,000程度。

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産婦人科医

吉形玲美先生

よしかたれみ/医学博士。東京女子医科大学非常勤講師。浜松町ハマサイトクリニックなどで診療のほか、予防医療研究にも従事。

Q.足のむくみと冷えに悩んでいます。セルフケア法を教えて!

A.足首や足指先をよく動かしてリンパの流れを促しましょう。

「足のむくみや冷えは、ふくらはぎの筋力低下が一因。心臓から足先に送られてきた血液をまた心臓に押し戻すふくらはぎの筋ポンプ作用が不充分で、血液やリンパが足にたまってしまうのです。解消法は、ふくらはぎはもちろん、足首、足指も積極的に動かして、血流やリンパの流れを促すこと。足指を20秒くらいギューッとつかんで圧をかけ、パッと離す。それを繰り返すだけでも、勢い良く血が巡り、冷えが和らぎます。足首回しや指先ジャンケンも◎。毎日のルーティンに組み込んで!」(高山先生)

\足のコンディションチェックを習慣に!/
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「体のいちばん下にある足は、最も酷使されているパーツ。足のコンディションに気を配り、お手入れをする習慣が、体全体のヘルスUPにつながります」(高山先生)

\足首回し/
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左手で左足の足首を支え、右手の指を左足の間に入れてギュッと握る。そのまま右手で左足首をゆっくりと回す。5〜10回転したら逆も同じ数回転。反対の足も同様に。

\指先ジャンケン/
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床に腰を下ろし、両足を前に出す。指を全部折り込んで「グー」、親指を立てて残り4本を折り込んで「チョキ」、5本とも開いて「パー」。これを10〜30回繰り返す。

 

皮膚科医

高山かおる先生

たかやまかおる/足育研究会代表。済生会川口総合病院医師。専門は接触性皮膚炎、フットケア。’07年に現病院で皮膚科のフットケア外来を開局。

 

『美的』2021年5月号掲載
イラスト/チブカマミ 構成/つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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