ボディケア
2011.11.22

こんな秘密があったなんて…「垢すり」効果の全貌を徹底解説【後編】

自分では見づらい背中や、お尻。顔のスキンケアばかりに注力して、背中にきびやお尻の吹き出物に悩んではいませんか?

その原因のひとつが、古くなった角質や毛穴に詰まったままになっている汚れ。自分ではなかなかケアしにくい体の肌こそ、透明感ある、やわらかいキメ細かい肌にするには垢すりが必要なのだと、【前編】でお伝えしました。

しかし自分で行う垢すりのやり方、もしくは施術の受け方を知らない人が多いのです。垢すりに行きたい! もしくはすでに行っている人も必見の、“垢すりを行うときのポイント”を【後編】ではお伝えしちゃいます!

 

垢すりの前は、岩盤浴やサウナはNG! 10分以上の入浴が必要

「垢すりをする際は体を温めてから」ということは多くの人が知っているのですが、単に温めたら良いわけではないのです。岩盤浴やサウナに入った直後は、汗はかいているものの肌がかたい状態にあり、垢が出にくいのです。

そのような状態で垢を出そうとすると、必要以上に力を入れてこすられる場合もあるため、肌が傷ついてしまう可能性も。最低でも、垢すりをする前には10分以上の入浴が必要なのです。

垢すりをしてもらう前に、ちゃんと入浴しているのか聞いてくれる場所もありますが、どんな施術スタッフさんにも肌に負担なく、そしてしっかり垢を出してもらうためにも、受ける側にも知識が必要です。

 

トリートメント、ボディーソープで洗うのも注意!

垢すりを受ける前は、体を一通り洗っておきたいと思ってしまいますが、これも注意が必要です。ヘアトリートメントや保湿効果の高いボディソープを使うと、肌に膜が出来てしまうため、垢すりをする際、出るはずの垢も出なくなってしまうのです。

垢すりをしてくれる場所では、ほとんどの場合体を洗ってくれますので、かかり湯でしっかりと体表面の汚れだけを落として、そのまま垢すりを受けましょう。

 

痛いのは我慢しないで! 気持ちいい程度の力で行って

「強めにしないと垢が出ないのでは!?」と思い「痛いなぁ~」と思っても我慢してしまうのは、NG! 上記のように、しっかり垢が出る状態に肌のコンディションを整えておくと、必要以上に強い力は必要ありません。

「ヒリヒリする」、「痛い」など施術中に感じたら、すぐに言いましょう。また自分で行うときも気持ちいいと感じる程度の力に留めておくことがポイントです。

また終わったあとは、しっかり保湿してあげると、肌の浸透力も高くなっているので、肌もより潤い力のあるプルプルな状態にすることが出来ます。

 

単に垢すりをするのではなく、どうせやるなら肌に優しく、より効果的に行いたいですよね。ゴワゴワ肌、黒ずみに悩んでいる方は、是非垢すりに挑戦してみてはいかがでしょうか?

初出:美レンジャー  ライター:梅野利奈

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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