ゲランやトム フォード…香りマニアが愛してやまない♡ 名作香水5選
空前のフレグランスブームですが、香りとのお付き合い、楽しんでいますか?王道な香りも、ひと味違った香りも、自分に合わせて選ぶのがいちばん。話題の最新アイテムから香りマニアが愛してやまないこだわりのブランドをお届けします。
香りマニアが愛してやまないこだわりのブランドの香水
憧れのブランドでもフレグランスブーム。上質で高級な香料を惜しみなく使ったハイエンドなラインから自分のための1本を探して、大好きブランドの世界観を身にまとって。
右上から時計回りに
フエギア 1833 ノクトゥルナ
夜の静けさの中に心躍るわくわく感を感じて
創業者兼アーティストであるジュリアン・ベデルが住み、ラボを構えるミラノの夜の街が発想の源。18世紀から19世紀の歴史的記憶と現代が交錯する瞬間を表現し、パチョリを基調にしたアンバーのムスキーな香りにバニラオーキッドの甘美なニュアンスが遊び心を添えます。
100ml ¥40,700
【香調】
[ウッディムスク]
トニックノート:メキシカンバニラ ド
ミナントノート:パチョリ
サブドミナント:アンバーグリス
バイレード デザート ドーン オードパルファン
孤独の中でこそ育まれる豊かな創造性を表現
砂漠を内面的な風景として捉え、創造性にアクセスするために訪れることができる場所として表現。ほの甘いカルダモンとローズペタルで始まり、軽やかなウッドを内包しながらなめらかでパウダリーな香りに。ラスト、クリーンなパピルスが生き生きと魅力的な余韻を残します。
100ml ¥38,170
【香調】
[スパイシーウッディフローラル]
トップ: カルダモン、ローズペタル
ハート: サンダルウッド、シダーウッド、キャロットシード
ベース: パピルス、ベチバー、シルクムスク
フレデリック マル アクネ ストゥディオズ パー フレデリック マル
クールだけどチャーミングなネオクラシック・フレグランス
香りの「編集者」たるブランド「フレデリック マル」とファッションブランド「アクネ ストゥディオズ」がコラボした唯一無二のフレグランス。合成香料のアルデヒドがフレッシュにはじけ、パウダリーな花々にピーチやバニラを加えた今っぽい香り。
100ml ¥54,780
(問)ブルーベル・ジャパン
【香調】
[アルデヒドグルマン]
トップ:アルデヒド、オレンジブロッサム
ミドル:バニラ、ピーチ
ラスト:サンダルウッド、ホワイトムスク
ゲラン ラール エ ラ マティエール パチュリ パリ
終わらないパリの夜を鮮やかに描くパチュリの香り
セーヌ河に映るネオン、キャバレーやオペラなどのショー…。魔法のように幻想的で美しいパリのナイトシーンの活気あふれるムードを再現した香り。19世紀モンマルトルのアーティストたちの間で流行したパチュリを中心に、バニラやムスクが包み込むように香ります。
100ml ¥49,500
【香調】
[ウッディグルマン]
トップ:アルデヒド、アイリス
ミドル:パチュリ、バニラ
ラスト:アンバーグリス、ムスク、バニラチンキ
トム フォード ロスト チェリー オード パルファム スプレィ
大人も惹きつけてやまない、耽美なチェリー
まさに禁断の果実というのがぴったりな、キャンディーのような陽気さ、ピュアさと、艷やかに蜜を滴らせる甘美な誘惑といった相反する魅力を併せもった香りがこちら。ブラックチェリーの果実のアコードで始まるオープニングは食べたくなる程、中毒性のある香り。
50ml ¥53,350
【香調】
[アンバーグルマン]
トップ:ブラックチェリー、ビターアーモンド、チェリーリキュール
ミドル:グリオット シロップ、トルコ産ローズ、ジャスミン サンバック
ラスト:ペルー バルサム、ロースト トンカ、サンダルウッド、ベチバー、シダー
『美的』2024年11月号掲載
撮影/山口恵史 イラスト/Ritsuko 取材協力/ブルーベル・ジャパン 構成/黒木由梨(PRIMADONNA)、武野絹子、中尾のぞみ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。